報道発表資料

平成21年2月2日
地球環境
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環境省黄砂飛来情報ページの運用開始について(お知らせ)

 環境省では、黄砂の飛来状況への関心が高まっていることを受け、昨春、リアルタイムの黄砂飛来情報を環境省のホームページ上で提供しましたが、今年は本日より運用を開始することとしました(本日から5月末まで:http://soramame.taiki.go.jp/dss/kosa/)。国立環境研究所等の協力を得て、国内外17か所のライダー観測地点の観測データが提供されます。
 今後、関係国と連携してライダー観測データの共有化に努め、北東アジア地域における黄砂モニタリングネットワークの整備を進めていく予定です。

1.経緯・目的

 環境省では、平成15年度より、ライダー装置(後述参照)による黄砂モニタリングネットワークの整備を進めてきました。近年、黄砂の飛来状況への関心が高まっていることを受け、平成19年度から、当該モニタリングネットワークにより取得されるリアルタイムの黄砂飛来情報を環境省のホームページ上で提供してきましたが、今春は本日より運用を開始いたします。
 これらの情報は、黄砂からの回避行動や予防対策をとる際の参考情報として活用いただけるとともに、今後の黄砂現象の解明及び対策に向けた研究等の一助になるものと考えられます。

2.黄砂飛来情報ページの概要

(1)情報提供期間(予定)
平成21年2月2日(月)〜5月31日(日)
(2)ホームページアドレス
http://soramame.taiki.go.jp/dss/kosa/ (表示イメージは別添1参照)
(3)主な提供情報
[1]黄砂濃度:
地上付近(地上から上空1kmまで)の黄砂の平均濃度を地図上に円柱で表示。
[2]黄砂高度分布図:
観測地点毎に、地上から上空6kmまで(曇天時は雲底高度まで)のリアルタイムの黄砂の分布状況を表示。
[3]黄砂濃度の日・時間変化図:
観測地点毎に、過去12時間分及び7日分の平均濃度の変化をグラフで表示。
[4]浮遊粒子状物質(SPM)観測データを利用した付加情報:
ライダー観測データ及び一般環境大気測定局で観測されたSPMデータを用い、地上付近の黄砂が多く、SPM濃度が環境基準(1時間値 0.2mg/m)を超過した際、該当地点上にキャラクターを表示。
注)
SPMとは、大気中に浮遊している微小な粒子状物質(粒径が10μm以下)のことであり、自動車の排ガスや工場からのばい煙に加え、微小な黄砂粒子なども含まれます。
[5]黄砂予想分布図:
モデル計算による北東アジア地域の黄砂の濃度分布を表示(国立環境研究所と九州大学が共同研究の一環として提供(CFORS))。
*観測データは1時間毎に自動的に更新されます。
(4)観測地点(観測地点の詳細は別添2参照)
 国立環境研究所を中心にライダー設置試験研究機関の協力を得て、北東アジア地域17か所(日本12か所、韓国1か所、中国1か所、モンゴル3か所)の観測データが提供されます。

3.今後の予定

 環境省としては、関係国と連携して観測データの共有化に努め、北東アジア地域における黄砂モニタリングネットワーク及び早期警報システムの構築を進めていく予定です。

(参考)ライダー装置について

 最新の黄砂観測機器であるライダー装置(LIDAR:Light Detection and Ranging)は、レーザー光を用いて黄砂等粒子状物質の垂直分布をリアルタイムで観測するものです。ライダーの特徴として、地上付近だけではなく、上空の黄砂飛来状況が把握できるため、黄砂飛来予測に重要な情報を提供できること、見た目では区別できない粒子状の大気汚染物質と黄砂を区別して観測できること等が挙げられます。

添付資料

連絡先
環境省地球環境局(旧)環境保全対策課
直通:03−5521−8246
代表:03−3581−3351
課長:田中 聡志(6740)
課長補佐:袖野 玲子(6755)
担当:橋本 俊一(6745)

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