報道発表資料本文

(参考2)

名水百選「 洞川湧水群どろがわゆうすいぐん」について

場所:

奈良県天川村

形態:

湧水

概要:

 本湧水は奈良県の中央部に位置し、一級河川熊野川の最上流部にある。湧水のある天川村洞川は、霊峰大峯山の登山口で、古来からの水の美しいところとして知られ、山と川とにはさまれて街がある。
 湧水群は「ごろごろみず」、「神泉洞しんせいどう」及び「泉の森」から成っている。各々の湧水は、良質で冷たい水で、村人は古くから信仰的なものとして、これらの湧水を保全している。

ごろごろ水:

この付近はカルスト地形で有名な地区で、地中の水路を流れる水がゴロゴロと音をたてて流れる事から、“ごろごろ水”と命名されたと言われている。

神泉洞:

洞窟から流れる清冽な水は、水源も流れて行く先も定かではない。昔から神秘の流れ“神の泉”として村人からの信仰的なものとして、保全されている。

泉の森:
本湧水は村の入口の表鬼門に当たり、御神木の奥にある洞穴から清水が湧出しており、この水を“神の水”として保全している。



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