(別紙)

里山団体リスト(約800件)の概要

都道府県別里山件数
  50件以上  東京都、神奈川県
  30件〜    北海道、埼玉県、千葉県、長野県、静岡県、愛知県、兵庫県
  20件〜    岩手県、岐阜県、三重県、大阪府、福岡県
  20件未満  上記以外の府県
 
   都道府県別里山件数の上位は、大都市圏及びその周辺の都道府県がほぼ占めており、それらの地域に里山の活動フィールドが多く存在することがわかる。
 
 
里山における保護・ふれあい活動の種類とその実施割合(複数回答)
 
自然観察会  約78%
調査活動
(生物・自然環境、暮らし等調査)
 約43%
雑木林・草地の維持管理
(下草刈り、落ち葉かき、炭焼き等)
 約40%
環境整備・施設整備
(水辺の清掃、遊歩道の整備等)
 約36%
特定の動植物や植物群落の保護  約28%
植林(間伐含む)  約28%
野外活動
(キャンプ、ネイチャーゲーム等)
 約28%
田んぼ・畑の管理  約15%
ビオトープづくり
 
 約15%
   活動フィールドにおける活動内容として最も多いのは、自然観察会で全体の78%。そのうち大部分は他の活動とも複合的に実施されている。次に、調査活動、雑木林・草地の維持管理、環境・施設整備が続く。
 観察や調査といった普及啓発的な活動に次いで、維持管理等に係る作業的活動の実施割合が高いと言える。
 
 
里山における自然環境保全上の問題点
   活動フィールドにおける自然環境保全上の問題点として、次のような項目が多く挙げられている。
開発行為(宅地開発、道路、ゴルフ場、ゴミ処分場等)
ゴミの投棄
  雑木林等の手入れ不足