平成20年5月21日
自然環境

「いきものみっけ〜100万人の温暖化しらべ〜」のキックオフについて

 環境省生物多様性センターでは、身近な自然や生きものに起きている地球温暖化による影響について、市民参加の調査「いきものみっけ」をスタートさせることとし、国際生物多様性の日(5月22日)にちなみ、その前日の平成20年5月21日より告知サイトを開設します。

*5月22日は、生物多様性条約が採択された日を記念して、国連の定めた「国際生物多様性の日」とされています。

1.事業の趣旨

 近年、地球温暖化の深刻さがメディアを通じて報道されるケースが増加したため、国民の関心は高まりつつありますが、温暖化による自然環境への影響の現れ方は複雑なこともあり、多くの国民にとっては身近な問題として捉えづらいのが現状です。そこで、環境省生物多様性センターでは、身近な自然や生きものへ目を向け、すぐそこで起きている自然の変化に関心を持ってもらいたいという思いから、市民参加の温暖化影響調べ(愛称「いきものみっけ」)をスタートさせることとしました。
 本事業は、全国でのべ100万人規模の市民の皆さんに参加していただくことにより、温暖化が身近な地域の出来事であることや、自分の暮らしに直接関わる問題(=自分ごと)であることに気づいてもらい、一人ひとりに日常生活の中でCO排出削減行動に取り組んでいただけるよう呼びかけていきます。
(事業の趣旨、実施概要等は別紙の「いきものみっけ」コンセプト・シートを御参照ください。)

2. 告知サイトの開設について

 5月21日(夕刻目途)より、本事業の告知サイトを開設します。
 告知サイト:http://www.env.go.jp/nature/mikke/index.html

 「いきものみっけ」の告知サイトでは、事業の趣旨やロゴデザインに込めた意味を紹介するとともに、「いきものみっけ」で調べたい内容や、今年度の調査対象の自然事象一覧を公表します。

また、7月1日にはオフィシャルサイトを開設し、「いきものみっけ」を本格的にスタートさせます。なお、「いきものみっけ」への参加に当たっては、告知サイトでの事前の参加登録は必要ありませんので、7月1日よりオフィシャルサイトにアクセス、参加していただくこととなります。

添付資料

連絡先
環境省自然環境局生物多様性センター
電話:0555−72−6033
センター長:鳥居 敏男
総括企画官:中島 尚子
担当:岡部 佳容