報道発表資料

この記事を印刷
2008年04月01日
  • 地球環境

カーボン・オフセットフォーラム(J-COF)の設立について(お知らせ)

  • 環境省では、低炭素社会の構築に向け、市民、企業、NPO/NGO、自治体、政府等の主体的な取組を促進するため、「カーボン・オフセット」の取組を推進しております。
  • 「カーボン・オフセット」とは、市民、企業、自治体等が、自らの温室効果ガスの排出量を認識してこれを削減する努力を行うとともに、他の場所で実現した排出削減・吸収により、削減が困難な部分の排出量の全部又は一部を埋め合わせることをいいます。
  • 環境省では、カーボン・オフセットの取組を推進するため、2008年2月に策定された「我が国におけるカーボン・オフセットのあり方について(指針)」に基づき、カーボン・オフセットフォーラム(チーフアドバイザー:末吉竹二郎氏)を設立いたします。設立にあたり4月15日、16日に、それぞれ東京、京都にてキックオフ・ミーティングを開催いたします。
  • 当フォーラムは、低炭素社会の実現を目指し、カーボン・オフセットの取組に関する情報収集・提供、普及啓発、相談支援等を実施する目的で設立するものです。
  • 当フォーラムは、京都メカニズム相談支援事業の一環として、社団法人海外環境協力センター内に事務局を設置いたします。事業の詳細については、ウェブサイト「カーボン・オフセットフォーラム」 http://www.j-cof.org をご覧下さい。

1.設立目的

 低炭素社会の実現を目指し、カーボン・オフセットの取組に関する情報収集・提供、普及啓発、相談支援等を実施する。

2.主な活動内容

【1】情報収集
(カーボン・オフセットの取組に関する国内外の最新情報を収集)
【2】情報提供
(ウェブサイトを通じた情報提供や広報ツールの提供)
【3】普及啓発
(広報・イベントの企画、セミナーの開催)
【4】相談支援
(FAQの提供、電子メール、電話等によるヘルプデスク)
【5】課題別ワークショップ等の開催
(カーボン・オフセットに関する品質マークのあり方、透明性の確保のあり方、カーボン・オフセットに関する会計・税務のあり方等)

3.アドバイザーについて

 当フォーラムでは、各界の有識者約20名からアドバイザーとして、カーボン・オフセットに関する知見を提供いただきます。

4.キックオフ・ミーティングについて

 別途、社団法人海外環境協力センターが詳細を発表します。

連絡先
環境省地球環境局地球温暖化対策課市場メカニズム室
直通:03-5521-8354
代表:03-3581-3351
室長:高橋 康夫(6737)
補佐:近藤 亮太(6769)
担当:吉田 宏克(6781)