平成20年3月17日
地球環境

〜「試合時間マイナス6%」で温暖化ストップ!〜 『NPB 2008 Green Baseball Project』始動(お知らせ)

 チーム・マイナス6%のチーム員である社団法人日本野球機構(NPB)とセ・パ12球団は、京都議定書の第一約束期間が始まる今シーズンから、「野球の力で温暖化ストップ」を合言葉として、「NPB 2008 Green Baseball Project」を開始します。
 プロ野球の試合を開催するためには、選手・観客の移動、球場のゴミ処理等に多くのエネルギーを消費します。また、長い試合は照明等のエネルギー消費など、それだけ多くのCO2を排出することから、このプロジェクトでは、公式戦全試合を対象に「試合時間マイナス6%」という具体的な目標を掲げ、球界がまずは率先して温暖化防止アクションを実施することで、ファンへの意識啓発を行い、さらに球団・選手・ファンが一丸となった温暖化防止アクションの実践へと発展することを目指します。
 この目標を実現するために、球界は試合ルールの運用を一部変更します。また、目標達成できなかった場合には、球界がその分のCO2排出権を購入予定です。その他、12球団もそれぞれの温暖化対策に取り組みます。
 なお、このプロジェクトをPRするために、各球団を代表する選手が出演する環境メッセージ映像が、スタジアムビジョン等で年間を通じて放映されます。

※詳細は別添資料を参照してください。

<参考>
「試合時間マイナス6%」によるCO2削減効果
(※筑波大学大学院生命環境科学研究科社会環境システム研究室による試算→詳細別添)
★考え方
過去10年間の平均試合時間は、3時間18分。
これを「試合時間マイナス6%」により、1試合あたり約12分間短縮する。
★試算(推計)
1試合あたり約12分間短縮すれば、使用電力を約435kwh削減できる。
これを1シーズン864試合で実施すれば、約37万6千kwh削減となる。
これをCO2換算すると、約209トンCO2削減になる。
■「環境メッセージ映像」出演選手一覧(順不同)
読売ジャイアンツ/阿部慎之助 選手
中日ドラゴンズ/川上憲伸 投手
阪神タイガース/藤川球児 投手
横浜ベイスターズ/村田修一 選手
広島東洋カープ/栗原健太 選手
東京ヤクルトスワローズ/宮本慎也 選手 北海道日本ハムファイターズ/ダルビッシュ有 投手
千葉ロッテマリーンズ/成瀬善久 選手
福岡ソフトバンクホークス/川宗則 選手
東北楽天イーグルス/田中将大 投手
埼玉西武ライオンズ/涌井秀章 投手
オリックス・バファローズ/加藤大輔 投手
■ロゴマーク
NPB 2008 Green Baseball Project
NPB 2008 Green Baseball Project
試合時間マイナス6%
試合時間マイナス6%

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