報道発表資料

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2008年02月12日
  • 総合政策

平成20年度環境技術開発等推進費における新規課題の追加募集について(お知らせ)

 環境省では、産学官などの英知を活用し、環境分野の研究・技術開発の推進を図ることを目的として、広く研究・技術開発の提案を募り、優秀な提案に対して助成を行う環境技術開発等推進費(競争的研究資金)による研究・技術開発を実施しています。 20年度新規課題より研究開発領域の整理・統合を行い、昨年10月に公募を行いましたが、今回追加募集の対象とするのは、[1]基礎から実用化までの様々な段階にある研究開発について、行政ニーズに即した課題を環境省が提示し公募する「戦略一般研究」のうち「地域枠」と、[2]環境省が主体的・戦略的に行う行政主導の研究開発を行うため、予め研究課題を指定して公募するトップダウン型の「戦略指定研究」における「健康リスク評価分野」の2つです。
 公募の期間は2月15日から3月5日までです。

1.公募の対象

 公募の対象とする研究開発領域及びその技術分野は、次表に掲げるものとします。

表 研究開発領域と研究分野
  研究開発領域 対象分野(注1)
[1] 戦略一般研究のうち地域枠(注2) ・大気・都市環境
・水・土壌環境
・自然環境(注3)
・生態リスク評価
[2] 戦略指定研究 ・健康リスク評価(注4)

(注1)地球環境研究総合推進費(https://www.env.go.jp/earth/suishinhi/index.htm)、廃棄物処理等科学研究費補助金(https://www.env.go.jp/recycle/waste_tech/kagaku/index.html)及び地球温暖化対策技術開発事業(https://www.env.go.jp/earth/ondanka/koubo_7/index.html)における対象技術分野に該当する研究開発課題は、公募の対象としません。
(注2)戦略一般枠については、地域の独自性・特性を活かした「地域枠」のみを公募の対象とします。地域枠では、都道府県等が設置する地方公共団体環境試験研究機関等が主体的に研究開発を実施する課題であり、委託額のうち3分の1以上が地方公共団体環境試験研究機関等に配分される研究課題を対象とする。
(注3)自然環境分野については、国内を対象とした都市・流域圏の自然共生化技術に係るものであり、国際的な都市再生・産業転換、地球規模又は越境レベルの物質循環機構、生物多様性の保全等、地球環境問題の解決に係る技術開発を主目的とした研究は対象とはしません。
(注4)健康リスク評価分野については、以下のテーマで募集します。[1]新しい健康リスク評価手法に関する研究[2]高感受性集団のリスク評価に関する研究[3]大気環境汚染物質の健康影響に関する研究[4]ダイオキシン類の健康リスク評価に関する研究[5]環境リスクに対する法的アプローチ

2.今後のスケジュール(予定)

2月15日(金)      公募開始
3月 5日(水)15:00 公募締切
3月下旬          結果の通知

3.公募の詳細

 公募の詳細については、「公募要領」を参照して下さい。公募要領及び応募様式の入手並びに詳細は以下の環境省のホームページをご覧いただき、お問い合わせは下記のアドレスにお願いします。
 また、本件の応募は、原則、府省共通研究開発管理システム(e-Rad)により受け付けます。

ホームページのアドレス

・環境技術開発等推進費について
   ・・・https://www.env.go.jp/policy/tech/suishin.html
・公募について(公募開始日まではアクセスできません。)
   ・・・・https://www.env.go.jp/policy/tech/koubo.html

問い合わせ専用アドレス

戦略一般(地域枠)について     ・・・ e-mail:so-suishin@env.go.jp
戦略指定(健康リスク評価分野)について・・ e-mail:HOKEN05@env.go.jp

連絡先
環境省総合環境政策局総務課総合環境政策局総務課環境研究技術室
代表:03-3581-3351
直通:03-5521-8239
室長:立川 裕隆(内6241)
研究・技術企画係:山田 浩司(内6245)
主査:影沼澤 稔(内6246)
担当:山口 絵里(内6246)

環境省総合環境政策局環境保健部環境安全課環境リスク評価室
直通:03-5521-8263
室長:森下 哲 (内6340)
室長 補 佐:長谷川 学(内6343)
担当:竹内 香織(内6344)
    井口 亜美(内6343)