報道発表資料

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2007年11月15日
  • 自然環境

トキ野生復帰 日中国際シンポジウムの開催について

 環境省では、新潟県等関係団体と共催で、平成19年11月25日(日)に朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンター(新潟県新潟市)において「トキ野生復帰 日中国際シンポジウム」を開催します。
 本シンポジウムでは、これまで日本と中国の相互協力の下、進められているトキの保護活動の成果や、豊岡市のコウノトリ、ヨーロッパのホオアカトキの取組事例を紹介します。また、佐渡島でトキの保護などに関わってこられた方々とともに、トキと人とが共生する社会とはどのような社会なのか、について市民とともに考えるパネルディスカッションを行います。

1.開催趣旨

 本シンポジウムは、これまで日本と中国の相互の協力のもと進められているトキの保護の成果やトキ野生復帰の取組等を国民に広く周知するとともに、専門的な立場から、トキの保護、野生復帰の成果や課題等の発表などを行うワークショップを開催することにより、トキの保護や野生復帰の取組に対する国民の理解と支援を促進し、ひいては地球規模での希少鳥類の保護、生物多様性の保全、人と生き物とが共生する地域社会づくりに寄与するものとします。

2.日時・会場等

日時:
11月25日(日)13:30~17:30
場所:
朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター 4Fマリンホール
(新潟県新潟市)
※入場無料/定員250名/事前申込み

3.主催等

(1)
主催:トキ野生復帰 日中国際シンポジウム実行委員会
<実行委員会団体>
環境省、新潟県、佐渡市、環境文化創造研究所、(財)自然環境研究センター、(財)東京動物園協会、トキの野生復帰連絡協議会、新潟大学、NPO法人日本国際湿地保全連合、日本生態学会、日本鳥学会、(財)日本鳥類保護連盟、(社)日本動物園水族館協会、(財)日本野鳥の会、NPO法人バードライフ・アジア、(財)山階鳥類研究所、ラムサールセンター
(2)
後援・協力
外務省、農林水産省、国土交通省、文化庁、日本自然環境専門学校、NPO法人日本中国朱鷺保護協会、(財)日本野鳥の会新潟支部、同佐渡支部、バンロックステーションワイナリー ほか(一部申請中)
(3)
助成
国際交流基金
(4)
事務局
トキ野生復帰 日中国際シンポジウム事務局 03-5213-0461

4.プログラム

(1)基調講演/事例報告
  • 「中国のトキ、保護と野生復帰」(中国国家林業局)
  • 「日本のトキ、保護と野生復帰」(環境省自然環境局)
(2)事例報告
  • 「大空に舞ったコウノトリ」
    (池田 啓:兵庫県立コウノトリの郷公園研究部長)
  • 「ヨーロッパのホオアカトキ保護から学ぶ」
    (Dr. Chris Bowden:英国王立鳥類保護協会(RSPB))
(3)パネルディスカッション
<テーマ:野生復帰を通じた、生き物と共生する社会づくり>
  • ファシリテーター
    中村 玲子 (ラムサールセンター事務局長)
  • パネリスト
    池田 啓 (兵庫県立コウノトリの郷公園研究部長)
    高野 毅 (トキの野生復帰連絡協議会会長)
    成島 悦雄 (東京動物園協会多摩動物公園教育普及課長)
    本間 航介 (新潟大学農学部付属フィールド科学教育研究センター准教授)
    中国国家林業局代表 
    ※敬称略
また、ホール入口前においては、トキのパネル展示等のコーナーを開設します。

5.参加申込み

(1)参加定員:
250名
(2)申込み方法
 住所・氏名・年齢・電話番号・メールアドレス(お持ちの場合)を記載の上、Eメールまたは官製往復はがきで、下記宛先までお申し込みください。本シンポジウムWEBサイトからも申込みが可能です。
「受付完了メール」または「返信はがき」が入場券になりますので、当日はお持ちください。
 なお、申し込みが定員になり次第、募集を締め切らせていただきますので、あらかじめ御了承ください。(定員に達して、御参加いただけない場合にはメールもしくは返信はがきにてその旨御連絡いたします。)
E-mail申込み:
toki-sympo@crestedibis.org
郵送申込み:
〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-14-6 TM水道橋ビル4階
NPO法人 バードライフアジア事務局内
シンポジウム事務局 あて
オンライン申込み:
http://crestedibis.org
連絡先
環境省自然環境局野生生物課
直通:03-5521-8282
課長:星野 一昭(6460)
補佐:西山 理行(6475)
専門官:中村 昌孝(6469)