平成19年10月4日
地球環境

平成19年度エコ燃料実用化地域システム実証事業(大阪府)におけるE3(バイオエタノール3%混合ガソリン)の供給開始について

 環境省では、エコ燃料の普及を加速化するため、大都市圏等において、バイオエタノール混合ガソリンの自立的なエコ燃料生産・利用システムの成立を実証することを目的として、「エコ燃料実用化地域システム実証事業」を平成19年度から実施することとしています。この度、環境省の委託を受けて、大阪府がE3(バイオエタノール3%混合ガソリン)による当該実証事業を10月9日(火)から開始することとなりましたのでお知らせいたします。

1.事業の目的

 輸送用バイオマス由来燃料(エコ燃料)の導入については、京都議定書目標達成計画において2010年度に原油換算50万キロリットルを導入するとの目標が掲げられています。
 「エコ燃料実用化地域システム実証事業」は、エコ燃料の普及を加速化するため、大都市圏等において実用化段階における自立的なエコ燃料生産・利用システムの実証事業を行うことを目的とするものです。

2.事業内容

 本事業は、E3(バイオエタノール3%混合ガソリン)を製造して、大都市圏において自動車用燃料として販売し、原料調達から販売までの各生産・流通段階において、自動車用燃料としての品質を確保しつつ、登録されたガソリンスタンドにおいて登録された車両に対しE3を供給することで、必要な管理手法やE3の社会的受容性等の検証を行うものです。
 供給開始は10月9日(火)からです。具体的な供給場所等については、別添「大阪府報道提供資料:E3(バイオエタノール3%混合ガソリン)の供給開始について」をご参照ください。

3.その他

 環境省では、今年度、宮古島においても「エコ燃料実用化地域システム実証事業」を実施予定です。

添付資料

連絡先
環境省地球環境局地球温暖化対策課
課長:徳田 博保(6770)
 調整官:室石 泰弘(6771)
 補佐:足立 晃一(6791)
 担当:末次 貴志子(6780)
 TEL:03−3581−3351(代表)
     03−5521−8339(直通)