報道発表資料

この記事を印刷
2007年04月26日
  • 地球環境

「第3回ASEM環境大臣会合」の結果について

4月24日(火)から4月26日(木)まで、コペンハーゲン(デンマーク)において、ASEM(アジア欧州会合)の環境担当大臣等が出席してASEM環境大臣会合が開催されました。今回の会合では、気候変動、持続可能なエネルギー、生物多様性等について議論され、その成果として、第3回ASEM境大臣会合宣言がとりまとめられました。
 我が国からは小島地球環境審議官が会合に出席しました。

1.開催日

平成19年4月24日(火)~26日(木)

2.開催地

コペンハーゲン(デンマーク)

3.出席者

アジア14ヶ国(日、中、韓、印、インドネシア等)、欧州22ヶ国(デンマーク、仏、独、スウェーデン、英等)及び欧州委員会(EC)の環境担当大臣等(別添1参照)

4. 第3回ASEM環境大臣会合宣言(別添2(仮和訳)、別添3(原文))のポイント

  • ASEM諸国は、2007年12月にバリで開催されるCOP13において、野心的な2013年以降の枠組みの構築に向けた進展が図られる必要性を認識。
  • ASEM諸国は、特にエネルギー効率の改善、再生可能エネルギー、低炭素エネルギーの推進及び技術移転などの協力により、気候変動問題に対処することが必要であり、また持続的な経済的成長を維持しながら達成可能であることを認識。
  • ASEM諸国は、気候変動が生物多様性の多大な損失を引き起こし、また生物多様性の損失速度を著しく減少させるという2010年目標及びミレニアム開発目標の達成の障害となっていることを認識。
  • ASEM諸国は、生産国及び消費国が協同して、違法伐採、違法木材の取引及び森林減少の削減に取り組み、また土地の持続可能な利用を推進することが緊急的に必要であることを認識。
  • ASEM諸国は、本会合の結果をCSD15や今後の気候変動枠組み条約(UNFCCC)に基づく会合等において提示。

5.二国間会談

 小島地球環境審議官は、デンマーク、韓国及びスウェーデンの環境担当大臣等と会談し、気候変動問題を中心に多岐にわたる分野において意見交換を行った。

添付資料

連絡先
環境省地球環境局総務課
課長:梶原 成元(6710)
 調査官:奥田 直久(6720)
 補佐:吉川 和身(6722)
 担当:岡山 俊直(6726)
 (直通:03-5521-8243)

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。