報道発表資料

平成19年4月19日
地球環境
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環境省黄砂飛来情報ページの試験運用について

環境省では、黄砂の飛来状況への関心が高まっていることを受け、リアルタイムの黄砂飛来情報を環境省のホームページ上で試験的に提供することとしました(本日から5月末まで稼働:http://soramame.taiki.go.jp/Kousa/)。国立環境研究所等の協力を得て、国内外10か所のライダー観測地点の観測データが提供されます。
 環境省としては、関係国と連携してライダー観測データの共有化を図り、北東アジア地域における黄砂モニタリングネットワークの構築を進めていく予定です。
 また、今後、利用者の御意見等を踏まえ、より分かりやすく情報を提供できるようシステムの改善を図り、来年の黄砂飛来シーズンに本格運用を目指します。

1.経緯・目的

 環境省では、平成15年度より、ライダー装置による黄砂モニタリングネットワークの整備を進めてきましたが、黄砂の飛来状況への関心が高まっていることを受け、当該モニタリングネットワークにより取得されるリアルタイムの黄砂飛来情報を環境省のホームページ上において、試験的に提供することとしました。
 今後、黄砂モニタリングネットワークの国際的な拡充に伴い、これらの情報は、黄砂の回避行動や予防対策をとる際の参考情報として活用いただけるとともに、今後の黄砂現象の解明、及び対策に向けた研究等の一助になるものと考えられます。

2.黄砂飛来情報ページの概要

(1)情報提供期間

平成19年4月19日(木)〜5月31日(木)

(2)ホームページアドレス

http://soramame.taiki.go.jp/Kousa/

(3)主な提供情報
[1]黄砂飛来量:
地上から上空6kmまで(曇天時は雲底高度まで)の間の黄砂の量を地図上に円柱で表示。
[2]黄砂高度分布図:
観測地点毎に、地上から上空6kmまで(曇天時は雲底高度まで)の黄砂の分布状況を現時点から過去3日分まで表示。
[3]黄砂予想分布図:
モデル計算による北東アジア地域の黄砂の濃度分布を表示(国立環境研究所と九州大学が共同研究の一環として提供(CFORS))。
  *観測データは1時間毎に自動的に更新されます。
(4)観測地点
 国立環境研究所を中心にライダー設置研究機関の協力を得て、ネットワーク化した国内9か所と海外1か所のライダー観測地点の観測データが提供されます(観測地点の詳細は別添参照)。

3.今後の予定

 今年度、中国7か所とモンゴル3か所において、我が国の政府開発援助(ODA)によりライダー装置の設置が予定されており、環境省としては、今後も関係国と連携して観測データの共有化を図り、北東アジア地域における黄砂モニタリングネットワークの構築を進めていく予定です。
 また、今般の黄砂飛来情報提供ページは試験運用の段階であり、今シーズンの同ページの稼働状況や利用者の御意見等を踏まえ、より分かりやすく、また安定的に情報を提供できるよう、今後システムの改善を図り、来年の黄砂飛来シーズン(2〜5月)に本格運用を目指します。

(参考)ライダー装置について

 最新の黄砂観測機器であるライダー装置(LIDAR:Light Detection and Ranging)は、レーザー光を用いて黄砂等粒子状物質の垂直分布をリアルタイムで観測するものです。ライダーの特徴として、地上付近だけではなく、上空の黄砂飛来状況が把握できるため、黄砂飛来予測に重要な情報を提供できること、見た目では区別できない粒子状の大気汚染物質と黄砂を区別して観測できること等が挙げられます。

添付資料

連絡先
環境省地球環境局(旧)環境保全対策課
直通:03−5521−8246
代表:03−3581−3351
 課長:徳田 博保(6740)
 補佐:袖野 玲子(6755)
 担当:橋本 俊一(6745)

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