平成19年1月5日
自然環境

平成18年度エコツーリズムシンポジウムの開催について

環境省では、「エコツーリズム」の普及、定着のために様々な取組を進めています。その一環として「平成18年度エコツーリズムシンポジウム」を開催します。本シンポジウムでは、エコツーリズム大賞表彰式を始め、エコツーリズムモデル事業に取り組んでいる関係者による発表や意見交換を行う「エコツーリズム推進オリエンテーション」、エコツーリズムに関心のある自治体・事業者等を対象とした「全国エコツーリズムセミナー」を実施します。

平成18年度エコツーリズムシンポジウム

日程

平成19年1月29日(月)〜30日(火)(二日間)

会場

国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)

主催

環境省

後援(予定)

文部科学省、農林水産省、国土交通省

協力

NPO法人 日本エコツーリズム協会

1.エコツーリズム大賞表彰式

1)趣旨

エコツーリズムを実施する地域や事業者の優れた取組事例を表彰し広く紹介することで、取組への更なる質の向上や継続に意欲を与えるとともに、関係者の連携、情報交換などによる連帯意識の醸成を図ることを目的としています。

2)日時

平成19年1月29日(月)13時00分〜14時15分

3)会場

国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟5階501

エコツーリズム大賞の審査結果は、1月中旬頃の公表を予定しています。

2.エコツーリズム推進オリエンテーション

1)趣旨

モデル事業において、各地区が抱える課題とそれに対する取組、事業の進捗状況などについて発表をし、意見交換を行います。各地区の状況を知ることで今後の取組に参考とするだけでなく、今後の人的ネットワークづくりや各地区の取組が全国の類似地域のモデルになるものとするねらいもあります。今回、最終年度を迎えたモデル事業での実践を通して得られた成果と課題を発表します。

2)日時

平成19年1月29日(月)14時30分〜18時50分

3)会場

国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟5階501ほか

4)参加定員

200名

5)実施内容
ア)
モデル事業実績報告
モデル事業の類型ごとに分かれ、各モデル地区から三年間の事業内容を発表。
第一類型 知床地区、白神地区、小笠原地区、屋久島地区
第二類型 裏磐梯地区、富士山北麓地区、六甲地区、佐世保地区
第三類型の1 田尻地区、飯能・名栗地区、飯田地区
第三類型の2 南紀・熊野地区、湖西地区
イ)
類型別エコツーリズム推進モデルの検討(パネルディスカッション形式)
ウ)
モデル事業の総括

3.全国エコツーリズムセミナー

1)趣旨

エコツーリズムに関心のある方などを対象として、エコツアーを実践している事業者が、エコツーリズムを推進するために必要な知識やノウハウを最新の情報やこれまでの苦労話なども交えながら、分かりやすく解説します。

2)テーマ

エコツーリズムが考える資源の持続的な利用

3)日時

平成19年1月30日(火)9時00分〜16時40分

4)会場

国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟5階501ほか

5)参加定員

180名

6)実施内容

別紙「エコツーリズムシンポジウム開催のお知らせ」のとおり

4.参加申し込みについて

 別紙参加申込書で平成19年1月22日(月)までにお申し込みください。なお、オリエンテーション、セミナーとも定員がありますので、応募多数の場合は先着順とさせていただくことがあります。また、参加費は無料ですが、交通費、宿泊費、食事代等の滞在費、交流会費は各自の負担となります。

(申込・問い合わせ先)
財団法人 日本交通公社 担当:合道(あいどう)、岩城
住所:東京都千代田区丸の内1-8-2
電話:03-5208-4726 FAX:03-5208-4706
●参考●
環境省で推進するエコツーリズムとは・・・
  • エコツーリズムとは、自然環境や歴史文化を対象とし、それらを体験し学ぶとともに、対象となる地域の自然環境や歴史文化の保全に責任を持つ観光のあり方。
  • エコツーリズムを成立させるために必要なものは、
    [1]地域の自然や文化に対する知識や経験の案内=ガイダンス
    [2]地域の自然や文化を保全・維持するための取り決め=ルール
  • エコツーリズムの成立によって、様々な効果が発生する。
    [1]旅行者に対しては、自然や地域に対する理解が深まり、知的欲求を満足させる。
    [2]地域の自然環境・文化資源に対しては、それらの価値が維持されるよう保全され、又は向上する。
    [3]観光業に対しては、新たなニーズに的確に対応し、新たな観光需要を起こすことができる。
    [4]地域社会に対しては、雇用の確保、経済波及効果及び住民による地域の再発見により、地域振興につながる。
  • エコツアーとは、エコツーリズムの考え方を実践するためのツアー
この他、環境省HP(http://www.env.go.jp/nature/ecotourism/index.html)も御覧ください。
また、エコツーリズムモデル事業については、http://www.try-ecotourism.comを御覧ください。

添付資料

連絡先
環境省自然環境局総務課自然ふれあい推進室
直通 03-5521-8271
 代表 03-3581-3351
 室長 岡本 光之(内線6419)
 補佐 藤森 貞明(内線6421)
 担当 中村 達也(内線6422)