報道発表資料

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2006年10月30日
  • 地球環境

地球環境研究総合推進費一般公開シンポジウムの開催について『地球温暖化から未来をのぞく-生活と身近な環境への影響-』

環境省では、地球環境研究総合推進費(以下「推進費」という。)による研究成果を広く一般に発信し、最新の科学的知見を普及・共有することを目的として、『地球温暖化から未来をのぞく-生活と身近な環境への影響-』と題するシンポジウムを平成18年11月30日(木)に、有楽町朝日ホール(有楽町マリオン11階)にて開催します。
 シンポジウムでは、最前線で活躍する国内の研究者とニュージーランド・ワイカト大学ヘイ教授による温暖化に伴い、私たちの身近な生活に生じると予測される影響に関する研究の最新知見を御紹介します。また、気象予報士の小越久美氏を迎え、パネルディスカッションを実施します。
 環境省では、地球環境問題に関心を持つ多くの方々の参加を呼びかけております。

1.開催趣旨

 環境省では、推進費における研究成果を一般に広く公開することを目的として、平成10年度から毎年度、公開シンポジウムを開催しています。
 本年度は、『地球温暖化から未来をのぞく-生活と身近な環境への影響-』のテーマの下、最前線で活躍する国内の研究者による温暖化に伴い、私たちの身近な生活に生じると予測される影響に関する研究の最新知見を御紹介します。さらに今年度はニュージーランド・ワイカト大学ヘイ教授を招聘し、地球温暖化影響の国際的な研究動向についてご紹介いただきます(同時通訳あり)。また、気象予報士の小越久美氏を迎え、講演者を交えたパネルディスカッションを実施します。

(参考:地球環境研究総合推進費は、平成2年度から実施している競争的資金で、国立試験研究機関、独立行政法人、大学、民間研究機関等、様々な分野の研究機関、研究者の連携・協力の下に、地球環境研究を総合的に進めています[平成18年度予算額32.6億円、46の研究課題を実施中]。本研究資金により、地球環境の将来予測・影響・対策等に関する数多くの科学的知見を蓄積しつつあり、例えば、地球温暖化に関する研究成果は、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の第4次評価報告書へ引用が予定されるなど、国際的にも貢献しています。)

2.主催

環境省

3.開催期日及び場所

開催期日

平成18年11月30日(木) 16:30-20:00

開催場所
有楽町朝日ホール(有楽町マリオン11階)
東京都千代田区有楽町2-5-1
 ・JR有楽町駅中央口または銀座口
 ・地下鉄銀座駅C-4出口、有楽町駅A-6、A-7出口

4.当日のプログラム

別紙 (https://www.env.go.jp/earth/suishinhi/index.htm

5.主な講演者

ジョン・E・ヘイ(John E. Hay)教授:
 学術、民間、政府分野で30年以上の経験があり、その活動はニュージーランド、英国、米国、カナダ、さらに日本に及んでいます。ヘイ教授は、異常気象を含む気候変動に対してリスク対応アプローチの必要性を提唱しており、多くの国及び国際機関のアドバイザーとして活躍しています。これまで、IPCC第2次、第3次評価報告書の責任執筆者を務め、現在第4次評価報告書の準備にも責任執筆者として携わっています。現在、ワイカト大学国際地球変動研究所学術顧問(ニュージーランド)および茨城大学地球変動適応科学研究機関特任教授。
他の講演者については、別紙リーフレットをご覧ください。

6.参加申込

 本シンポジウムは、地球環境問題に関心を持つ多くの方々の参加を呼びかけており、参加費は無料です。
 参加を御希望の場合、11月24日(金)までに住所、氏名、年齢、職業、電話番号、FAX番号、E-mailアドレスを明記の上、下記申込先にハガキ、FAX又はインターネット(E-mail又はホームページ)にてお申し込み下さい。
 お申込みをされた方には、後日「申込受付完了ハガキ」を送付致しますので、シンポジウム当日に受付までお持ち下さい。なお、会場の都合により、定員数を超えるお申込みについてお断りさせて頂く場合もございますので、予め御了承下さい。

<申込先>
(社)国際環境研究協会
FAX: 03-3432-1975(TEL: 03-3432-1844)
E-mail : sympo@airies.or.jp
ホームページ:http://www.airies.or.jp/suishinhi/
連絡先
環境省地球環境局総務課研究調査室
室長:塚本 直也(内線6730)
 補佐:佐藤 保 (内線6732)
 担当:千葉 康人(内線6732)