報道発表資料

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2006年10月24日
  • 地球環境

陸上活動からの海洋環境の保護に関する世界行動計画(GPA)第2回政府間レビュー会合について

「陸上活動からの海洋環境の保護に関する世界行動計画(GPA)第2回政府間レビュー会合」が、10月16日(月)から20日(金)までの5日間、北京(中国)において、政府・国際機関等関係者が参加して開催されました。
 会合では、国際機関及びNGO等とのパートナーシップ、今後の活動計画等に関する討議が行われ、最終日には、「陸上活動からの海洋環境の保護に関する世界行動計画の実施促進に関する北京宣言」が採択されました。
 北京宣言には、GPAの実施のための国家、地域、国際機関及び事務局である国連環境計画(UNEP)の取組の強化策が提示されています(参考1参照)。

1.会合の日程等

開催日程:

平成18年10月16~20日

開催場所:

北京国際会議センター(北京、中国)

参加国及び機関:
アメリカ、中国等104カ国、国連環境計画(UNEP)等19国際機関、及び12のNGO

2.GPAの概要

参考2参照

3.議事及び結果の概要

(1)各国の行動計画等策定状況
 本会合の事務局であるUNEPから、各国の行動計画策定に関する手引き(GPAハンドブック)が紹介されるとともに、各国の国内行動計画の策定状況等の紹介がなされ、策定とその政治的意志の重要性が強調された。
(2)行動計画の実施におけるパートナーシップ
 GPAの実施にあたっては、国際機関及びNGOとの協力が重要であるとの認識の下、パートナーシップ事例について分科会形式で紹介された。
(3)2007~11年における事務局(UNEP)の活動計画
 GPAの国際・地域・国内レベルでの推進、地域海計画の強化、GPAの国家開発計画における主流化等を目的とする活動計画が承認された。
(4)北京宣言
 GPAの実施の促進のための方策について、国家、地域、国際機関及び会合事務局のUNEPごとに記述されている(参考1)。
(5) 今後の予定
 次回のGPA政府間レビュー会合は、2011年に開催されることとなった。

添付資料

連絡先
環境省地球環境局(旧)環境保全対策課
課長 徳田 博保 (6740)
 課長補佐 富永健太郎 (6756)
 担当 玉井 和仁 (6746)

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