報道発表資料

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2006年10月19日
  • 総合政策

「環境報告書ガイドライン改訂検討会」の設置及び第1回検討会の開催について

環境省では、平成16年3月に公表した「環境報告書ガイドライン2003年度版」の改訂を検討するため、環境報告書の作成者、利用者、有識者等からなる「環境報告書ガイドライン改訂検討会」を設置し、第1回検討会を10月30日(月)に開催します。
 なお、本検討会は公開で行われます。

1.趣旨

 これまで、環境省では、平成15年4月に「事業者の環境パフォーマンス指標ガイドライン2002年度版」を、また、平成16年3月に「環境報告書ガイドライン2003年度版」を策定し、環境報告書の普及促進を図ってきました。その後、今年4月に「第三次環境基本計画」が閣議決定され、今後の環境政策の方向性として、環境的側面・経済的側面・社会的側面の統合的な向上が打ち出されました。また、国内外において、企業の社会的責任(CSR)への関心が高まり、投資家等を含む利害関係者に環境に関する情報を公開することの重要性が高まっています。さらに、グローバル・リポーティング・イニシアチブ(GRI)による新たなガイドラインの公表や国際標準化機構(ISO)の社会的責任の規格化など、国内外の取組みが進展しています。
 こうした状況を踏まえて、今般、環境報告書の作成者、利用者、有識者等からなる「環境報告書ガイドライン改訂検討会」を設置(委託先設置)することとしました。同検討会では、資源保護や生物多様性、金融のグリーン化等の論点から、必要な検討を実施する予定です。
 なお、同検討委員会の下に、「事業者の環境パフォーマンス指標ガイドライン」に関する個別の案件について詳細に検討するためのワーキンググループ(以下、WGとする)を設置します。

2.検討スケジュール

 平成18年10月30日(月)に第1回検討会を開催し、平成18年度内を目途に中間的な取り纏めを行う予定です。

3.第1回検討会の開催について

(1)日時:

平成18年10月30日(月)10:00~12:00

(2)場所:

未定(決まり次第お知らせ致します。東京都区内を予定。)

(3)内容:

[1]環境報告書ガイドライン改訂の方向性
[2]その他

(4)会議の傍聴
 本検討会は公開です。傍聴をご希望の方は、「第1回環境報告書ガイドライン改訂検討会の傍聴希望」と明記し、[1]住所、[2]氏名、[3]勤務先、[4]電話番号、[5]傍聴券の送付先(e-mailアドレス又はFAX番号)をご記入の上、平成18年10月25日(水)正午必着で、下記の連絡先あてにe-mail又はFAXでお申し込みください。なお、お申し込みは、傍聴希望者 1名につき1通とさせていただきます。なお、一般の傍聴可能人数は20人を予定しておりますので、傍聴希望者が20人を超えた場合には、抽選といたします。
 傍聴いただける方には、締め切り後、ご指定いただいた送付先に傍聴券を送付いたしますので、当日必ずご持参願います。
 マスコミ関係の方は、取材登録をお願いいたします。10月25日(水)正午までに下記連絡先までe-mail又はFAXでお申し込みください。カメラ撮りをご希望の方は、その旨もお申し出ください。カメラ撮りは会議の冒頭のみでお願いいたします。

4.連絡先

環境省 総合環境政策局環境経済課
担当:大久保・柞原
e-mail : KIGYO@env.go.jp
TEL:03-5521-8230   FAX:03-3580-9568

連絡先
環境省総合環境政策局環境経済課
課長:鎌形 浩史(6260)
 補佐:中坪  治(6263)
 担当:大久保玲子(6263)