報道発表資料

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2006年08月31日
  • 再生循環

医療系廃棄物の漂着について(速報)

8月中旬頃より、日本海沿岸地域を中心(福井県~鹿児島県)として、医療系廃棄物が多数漂着しています。8月25日現在で、これらの漂着物は、計約6千個に上っており、うち300点以上には中国語等の表記が見受けられました。
 環境省では、今後とも医療系廃棄物の漂着状況について引き続き把握するとともに、外交ルート等を通じて、情報を収集していく予定です。

1.経緯

(1)
8月14日、佐賀県廃棄物対策課から環境省に対し、医療系廃棄物の漂着が見られるとの情報提供があった。
(2)
この情報を受け、環境省から関係都道府県の廃棄物行政主管課に対し、海岸管理者と綿密に連携を図り、住民等に注意喚起するとともに、適正処理が図られるよう連絡した。また、画像の記録及び試料の保管について依頼した。これを踏まえ、8月25日現在の漂着状況についてとりまとめた。

2.調査結果

(1)
8月中旬頃より、日本海沿岸地域を中心(福井県~鹿児島県)として、医療系廃棄物が多数漂着している。8月25日現在で、これらの漂着物は、計約6千個に上っており、うち300点以上に中国語等の表記が見受けられた。
(2)
なお、昨年も8月中旬から10月半ば頃まで、秋田から鹿児島まで合計で2万4千点以上の医療系廃棄物の漂着が認められた。

3.今後の対応

 環境省では、今後とも医療系廃棄物の漂着状況について引き続き把握するとともに、外交ルート等を通じて、情報を収集していく予定。

添付資料

連絡先
環境省地球環境局(旧)環境保全対策課
課長:小川 晃範(内線6740)
 課長補佐:瀬川 恵子(内線6741)
 担当:安達 裕司(内線6746)

環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部廃棄物対策課
課長:関 荘一郎(内線6841)
 課長補佐:馬淵 誠司(内線6845)

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