報道発表資料

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2006年06月07日
  • 保健対策

平成18年度第1回ジフェニルアルシン酸に係る健康影響等についての臨床検討会の結果について

環境省では、ジフェニルアルシン酸に係る健康影響等について、臨床医学等の見地から総合的に検討を行うため、標記検討会を開催し、[1]茨城県神栖市における有機ヒ素化合物による環境汚染及び健康被害に係る緊急措置事業について、今回 新たに6名を対象とし、1名を対象外とする、[2]健康管理調査(著しく有機ヒ素化合物に暴露したと認められる住民を対象とした、臨床医学的な調査研究を含めた、健康状態等に係る調査を行うもの。)の継続が必要である、とのご意見をいただいた。

1.緊急措置事業の状況について

 本日行われた臨床検討会の検討結果を踏まえ、「茨城県神栖市における有機ヒ素化合物による環境汚染及び健康被害に係る緊急措置事業」について、今回新たに6人の申請者をこの事業の対象として確認し、1人を対象外として確認しました。現在のところ、緊急措置事業の対象者は、152人となっております。

申請者数 552人注1 <+ 5人>注2
医療手帳交付者 152人 <+ 6人>
検査・審査中の者 4人 <- 2人>
交付対象外者 396人 <+ 1人>

・注1 は、5/31までの累計
・注2 は、前回検討会よりの増減

2.健康管理調査の継続について

 臨床検討会において、医学的観点から健康管理調査の継続が必要であるとのご意見をいただいきました。これをふまえ、環境省は平成18年7月以降も健康管理調査を継続することとしました。

連絡先
環境省総合環境政策局環境保健部環境安全課環境リスク評価室
直通 03-5521-8262
 室長 北窓 隆子(内線 6340)
 室長補佐 中村 邦彦(内線 6344)
 室長補佐 古元 重和(内線 6337)
 係長 長谷川 学(内線 6343)