平成18年3月31日
再生循環

廃棄物処理法に基づく廃棄物の輸出確認及び輸入許可(平成17年)について

平成17年1月から12月までの「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(以下「廃棄物処理法」 という。)に基づく環境大臣の廃棄物の輸出確認及び輸入許可については、以下のとおりであった。

( )内は平成16年の実績
我が国からの輸出について 我が国への輸入について
輸出確認
45件
(68)
689,460トン
(273,060)
輸入許可
3件
(1)
12トン
(40)
平成17年3月より、一年間に2回以上同じ内容の廃棄物の輸出入を行う場合には、当該輸出入について一括して輸出確認又は輸入許可を受けることができることとした。

1 平成17年における廃棄物の輸出の状況

(1)
環境大臣が輸出の確認を行った廃棄物の輸出は45件(注1)で、その輸出確認量は689,460トンであった。(平成16年は68件、273,060トン)
(2)
輸出確認の内容は、いずれも韓国へのセメント製造の粘土代替利用を目的とする石炭灰の輸出であった。
 *
廃棄物の輸出確認制度施行以降の輸出確認の量及び件数の経年変化は、別添1のとおり。

2 平成17年における廃棄物の輸入の状況

(1)
環境大臣が輸入許可を行った廃棄物の輸入は3件(注1)で、その輸入許可量は12トンであった。(平成16年は1件、40トン)
(2)
相手国はフィリピン及びタイであった。品目は使用済蛍光管及び使用済感光体ドラムであり、金属回収等を目的とするものであった。
 *
廃棄物の輸入許可制度施行以降の輸入許可の量及び件数の経年変化は、別添2のとおり。

3 廃棄物処理法に基づく行政処分等の状況

○ 報告徴収件数 2件(3)
○ 措置命令発出件数 0件(0)

※( )内は平成16年の実績


注1:
平成17年3月より、一年間に2回以上同じ内容の廃棄物の輸出入を行う場合には、当該輸出入について一括して輸出確認又は輸入許可を受けることができることとした。

添付資料

連絡先
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課適正処理・不法投棄対策室
室長:坂川 勉(内6881)
 室長補佐:袖野 玲子(内6885)
 担当:岡野 祥平(内6886)

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