産業廃棄物の排出及び処理状況等（平成１５年度実績）について

　平成15年度における全国の産業廃棄物の排出及び処理状況等について調査し、その結果を取りまとめたので公表する。結果の概要は次のとおり。

産業廃棄物の排出・処理状況（平成15年度実績）

（１）全国の産業廃棄物の総排出量：前年度に比べ、約1,800万トン(約4.7％)増加。

• 平成15年度総排出量　約4億1,200万トン（前年度　約3億9,300万トン）

１　電気・ガス・熱供給・水道業：

約9,225万トン（22.4％）（前年度　約8,974万トン　22.8％）

２　農業：

約9,059万トン（22.0％）（前年度　約9,015万トン　22.9％）

３　建設業：

約7,501万トン（18.2％）（前年度　約7,351万トン　18.7％）

４　パルプ・紙・紙加工品製造業：

約3,660万トン（ 8.9％）（前年度　約3,040万トン　 7.7％）

５　鉄鋼業：

約3,072万トン（ 7.5％）（前年度　約2,650万トン　 6.7％）

６　化学工業：

約1,940万トン（ 4.7％）（前年度　約1,679万トン　 4.3％）

（３）種類別排出量：前年度と同様、上位３品目で総排出量の約８割。

１　汚泥：

約１億9,038万トン（46.3％）（前年度　約1億8,244万トン　46.4％）

２　動物のふん尿：

約8,898万トン（21.6％）（前年度　約8,980万トン　22.8％）

３　がれき類：

約5,925万トン（14.4％）（前年度　約5,536万トン　14.1％）

（４）産業廃棄物の処理状況：前年度に比べ、最終処分量が約２割減少。

再生利用量：

約2億0,100万トン（48.9％）（前年度　約1億8,200万トン　46.3％）

減量化量：

約1億8,000万トン（43.7％）（前年度　約1億7,200万トン　43.7％）

最終処分量：

約 3,000万トン（ 7.4％）（前年度　約4,000万トン　10.1％）

連絡先

環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課課長　関　荘一郎
補佐　豊住　朝子（内線６８７６）
　担当　重松　圭介（内線６８７９）