平成17年10月21日
再生循環

循環型社会の形成に向けたエコ・コミュニティ事業の採択について −平成17年度循環型社会形成実証事業の公募結果−

循環型社会の形成に向けたエコ・コミュニティ事業(平成17年度循環型社会形成実証事業)については、全国から36件の応募があり、審査の結果8件の事業を採択した。

1.事業の経緯及び目的

 大量生産、大量消費、大量廃棄型の社会の在り方や国民のライフスタイルを見直し、社会における物質循環を確保することにより、天然資源の消費が抑制され、環境への負荷の低減が図られた「循環型社会」を形成するため、平成12年6月に循環型社会形成推進基本法が公布され、平成15年3月には同法に基づく循環型社会形成推進基本計画が閣議決定されました。同計画は、循環型社会の形成に関する施策を総合的かつ計画的に推進するものであり、循環型社会のイメージや具体的な目標を定めるとともに、その達成に向けて、国民、NGO・NPO、事業者、地方公共団体、国等の各主体が相互に連携を図りつつ、積極的な取組を推進していくことを求めています。
 このため環境省では、NGO・NPOや事業者が地方公共団体と連携して行うリデュース、リユース、リサイクルやグリーン購入などの循環型社会の形成に向けた取組で、他の地域のモデルとなるような創意工夫に優れた事業を公募し、実証事業として実施することにより、循環型社会の形成に向けた地域からの取組を促進することとし、平成15年度より本事業を開始しました。
 平成17年度は、6月21日(火)から7月22日(金)にかけて事業を募集し、全国から36件の応募があり、外部学識経験者による審査の結果8件の事業を採択しました。

2.審査の概要

応募件数:
36件
採択件数:
 8件
公募期間:
平成17年6月21日(火)〜7月22日(金)

3.採択事業の概要

 今年度の採択事業の概要については以下のとおり。

採択事業の概要

4.今後の予定

 今回採択した事業については、年度末時点での事業の状況を評価したうえで、その活動状況を循環型社会白書等を通じて広く一般に周知していく予定です。

添付資料

連絡先
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課循環型社会推進室
課長 森本 英香(6811)
 補佐 小澤 孝行(6820)
 担当 中島 靖史(6819)