平成17年6月17日
総合政策
平成17年版環境白書について−脱温暖化ー"人"と"しくみ"づくりで築く新時代−
平成17年版環境白書は、6月17日(金)に閣議決定され、国会提出及び公表されました。今回の白書は、公害白書から数えて37回目で、総説のテーマは「脱温暖化−"人"と"しくみ"づくりで築く新時代」です。
また、白書の内容を広く国民に普及させ、環境保全に関する意識の啓発を図るため、東京のほか全国9カ所で「環境白書を読む会」(白書説明会)を開催します。
また、白書の内容を広く国民に普及させ、環境保全に関する意識の啓発を図るため、東京のほか全国9カ所で「環境白書を読む会」(白書説明会)を開催します。
- 環境白書の概要
今回の白書は、「脱温暖化−"人"と"しくみ"づくりで築く新時代」を総説のテーマとしました。白書では、本年2月に京都議定書が発効し、脱温暖化社会の構築に向けた取組を一層強力に進めていくことが必要であること、そのため、環境保全に自発的に取り組む「人づくり」と社会全体で環境保全を進めるための「しくみづくり」を車の両輪として進めていくことが重要であることなどを訴えています。
〈全体構成〉 ○平成16年度 環境の状況第1部 総説 脱温暖化ー"人"と"しくみ"づくりで築く新時代第1章 京都議定書で地球の未来を拓く 第2章 社会に広がる環境の国づくり 第3章 新時代を築く「人」と「しくみ」づくり
〜そして「環」づくりへ
第2部 環境問題の現状と政府が環境の保全に関して講じた施策第1章 地球規模の大気環境の保全 第2章 大気環境の保全(地球規模の大気環境を除く) 第3章 水環境、土壌環境、地盤環境の保全 第4章 廃棄物・リサイクル対策などの物質循環に係る施策 第5章 化学物質対策 第6章 自然環境の保全と自然とのふれあいの推進 第7章 各種施策の基盤、各主体の参加及び国際協力に係る施策
○平成17年度 環境の保全に関する施策
- 「図で見る環境白書」及び「こども環境白書」の配布について
環境白書の内容を広く国民に普及させ、環境保全に関する意識の啓発を図ることを目的に、環境白書の公表に合わせ、その内容について図表を中心に分かりやすく要約し、多くの人々に親しんでいただけるよう編集した「図で見る環境白書」を作成しました。
とりわけ、次代を担う青少年に対しては、普及啓発を重点的に行う必要があると考え、「図で見る環境白書」を都道府県等の教育委員会を通じ全国の中学校及び高等学校に配布します。
また、小・中学生向けに、白書の内容をさらにやさしく説明した「こども環境白書」を今後作成し、全国の小・中学校に配布する予定です。
- 白書の入手方法
「環境白書」 一般の書店で購入できます(6月20日発行予定)。
1部 1,500円(税込)「図で見る環境白書」 希望者には(株)ぎょうせいから実費により頒布しています。
1部 200円(税込、送料別)
*問い合わせ先(「環境白書」及び「図で見る環境白書」)
(株)ぎょうせい(営業部)電話03−5349−6654
*環境省のホームページ(http://www.env.go.jp/)においても「環境白書」及び「図で見る環境白書」等を掲載する予定です(環境白書については、過去36年分を掲載済み(公害白書を含む)。)。
- 環境白書・循環型社会白書を読む会(白書説明会)の開催について
今年の環境白書・循環型社会白書について、総説を中心に、テーマやねらいなどを、執筆担当者から解説します(事前申し込み・入場無料)。
日時 : 6月27日(月)
第1回:13時〜15時 第2回:15時30分〜17時30分
第3回:18時〜20時場所 : 環境パートナーシップオフィスB2会議室(定員60名)
(東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2)共催・申込先 : グリーン購入ネットワーク(GPN)
TEL:03-3406-5155 FAX:03-3406-5190
電子メール:gpn@net.email.ne.jp
申込みはFAX又は電子メールで、氏名、所属、電話番号、FAX番号、第1回・第2回・第3回のいずれに参加を希望するかをお知らせください。
*なお、希望者多数の場合は、誠に恐縮ですが先着順で受付させていただきます。
○全国9カ所で行う環境省地方環境対策調査官事務所主催による「環境白書を読む会」については、別紙のとおり開催します。
添付資料
- 連絡先
- 環境省総合環境政策局環境計画課
課長 :佐野 郁夫(6220)
課長補佐:東岡 礼治(6250)
担当 :目々澤 淳(6256)