報道発表資料

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2005年06月17日
  • 再生循環

平成17年版循環型社会白書について-循環型社会の構築に向けたごみの3Rの推進-

平成17年版循環型社会白書は、6月17日(金)に閣議決定され、国会提出及び公表されました。今回の白書のテーマは「循環型社会の構築に向けたごみの3Rの推進-"もったいない"を地域に、そして世界に-」です。
  1. 循環型社会白書の公表

     循環型社会形成推進基本法(循環基本法)第14条に基づき、平成17年版循環型社会白書(「平成16年度循環型社会の形成の状況」及び「平成17年度循環型社会の形成に関する施策」)が、6月17日(金)に閣議決定され、国会提出及び公表されました。
     なお、本年の循環型社会白書は、今回で5回目となります。


     
  2. 循環型社会白書の概要

     今回の白書では、全ての国民に共通する最も身近な問題であり、いわば循環型社会の基礎ともいうべきごみ(一般廃棄物)の3R(リデュース(発生抑制)、リユース(再使用)、リサイクル(再生利用))に焦点を当てて、循環型社会の構築に向けた取組の現状と今後の方向を紹介しています。
     まず、ごみの排出・処理の現状や、ごみ問題への国民の意識、国と地方の一体となった取組など、ごみをめぐる状況を紹介しています。次に、このような状況を踏まえ、ごみ処理の有料化の推進や容器包装における取組など、3Rの推進に向けた各種の取組を紹介しています。
     さらに、我が国の"もったいない"という考え方が世界的に脚光を浴びている中で、この考え方を地域から世界に広めていくよう、3Rイニシアティブ閣僚会合など、3Rの推進に向けた国際的な取組を紹介しています。


    〈全体構成〉
    ○平成16年度 循環型社会の形成の状況
     序章   循環型社会の構築に向けたごみの3Rの推進
    -"もったいない"を地域に、そして世界に-
     第1章   廃棄物等の発生、循環的な利用及び処分の状況
     第2章   循環型社会の形成に向けた国の取組
     第3章   循環型社会の形成に向けた各主体の取組
    ○平成17年度循環型社会の形成に関する施策
     第1章   概説
     第2章   循環型社会の形成に向けた国の取組

     
  3. 白書の入手方法

     一般の書店を通じて購入できます(1部1,600円(税込)/6月20日発行予定)。
    ※今後、環境省のホームページ(https://www.env.go.jp/)においても、「循環型社会白書」を掲載する予定です(過去の「循環型社会白書」については掲載済み。)。

     
  4. 環境白書・循環型社会白書を読む会(白書説明会)の開催について

     今年の環境白書・循環型社会白書について、総説を中心に、テーマやねらいなどを、執筆担当者から解説します(事前申し込み・入場無料)。
     日時 6月27日(月)
    第1回:13時~15時 第2回:15時30分~17時30分
    第3回:18時~20時
     場所 環境パートナーシップオフィスB2会議室(定員60名)
    (東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2)
     共催・申込先 グリーン購入ネットワーク(GPN)
    TEL:03-3406-5155
    FAX:03-3406-5190
    電子メール:gpn@net.email.ne.jp
     申込みはFAX又は電子メールで、氏名、所属、電話番号、FAX番号、第1回・第2回・第3回のいずれに参加を希望するかをお知らせください。
    ※なお、希望者多数の場合は、誠に恐縮ですが先着順で受付させていただきます。
    ○全国9か所で行う環境省地方環境対策調査官事務所主催による白書を読む会においても、循環型社会白書の普及を推進して参ります。
     



環境白書・循環型社会白書

連絡先
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課循環型社会推進室
課長    谷津龍太郎(6811)
 室長補佐 島村 知亨 (6820)
 担当    中島 靖史 (6819)