報道発表資料

この記事を印刷
2004年12月20日
  • 保健対策

「第7回内分泌攪乱化学物質問題に関する国際シンポジウム」について

環境省主催の標記シンポジウムを12月15日から3日間の日程で、名古屋国会議場において開催し、全日程が終了しました。
  1. シンポジウムの出席者
    10カ国の研究者、行政、工業会等の関係者及び一般参加者が、3日間で延べ約2,200人(うち海外から延べ約100人)が出席。
    12月15日(水)約1,000人(一般向けセッション)
    12月16日(木)約600人(専門家向けセッション)
    12月17日(金)約600人(専門家向けセッション)
  2. シンポジウムの開催状況・内容
     第1日目の一般向けプログラムでは、[1]北里大学の養老孟司教授による「ホルモンのはたらき」と題する特別講演、[2]研究者、行政の立場から、「環境ホルモン戦略計画SPEED’98」のこれまでの研究活動や取組の紹介と今後の施策の方向性について説明、[3]「環境ホルモン問題をどう伝えていきますか」と題して環境教育をテーマにしたパネルディスカッションを行い、興味深い討論が交わされました。

     第2日目・第3日目の専門家向けプログラムでは、内外の専門家40名を招聘し、「基礎科学」、「野生生物」、「曝露」、「人健康影響」、「今後の研究の方向性」、「リスクコミュニケーション」の6つのセッションを設定し、発表や討論を行いました。各セッションでは、会場との質疑応答を含め活発な議論が繰り広げられ、また今後の研究における展望についても議論が行われました。

     また、本シンポジウムと前後して、日本内分泌撹乱化学物質学会の研究発表会が開催されました。学会のポスターセッションは本シンポジウム期間中も引き続き展示され、広く関心を集めました。
連絡先
環境省総合環境政策局環境保健部環境安全課
課長:上家 和子(内6350)
 専門官:佐々木 健(内6352)
 係長:入江 芙美(内6352)
 担当:榮田 智志(内6354)