報道発表資料

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2003年12月05日
  • 保健対策

第6回内分泌攪乱化学物質問題に関する国際シンポジウム

環境省主催の標記シンポジウムが、12月3日から3日間の日程で、仙台国際センターにおいて、開催され、全日程を終了しました。

1. シンポジウムの出席者
 

 16カ国から、研究者、行政、工業会等の関係者及び一般参加者を含め、3日間通算で延べ約2,100人(うち海外から延べ約180人)が出席。
12月4日(木) 約600人(専門家向けセッション)12月5日(金) 約600人(専門家向けセッション)
12月3日(水)   約900人(一般向け公開セッション)



2. シンポジウムの開催状況・内容

 第1日目の一般向けプログラムでは、[1]カナダ ゲルフ大学のグレン・ファン・デル・クラーク教授による「内分泌攪乱化学物質の野生生物への影響」と題する特別講演、[2]我が国におけるこれまでの内分泌攪乱化学物質問題に対する取組の紹介と質疑応答、[3]「内分泌攪乱化学物質問題における政治の役割」をテーマにしたパネルディスカッション等が行われ、活発な議論が交わされた。

 第2日目・第3日目の専門家向けプログラムでは、各分野の第一線の研究者による[1]海外の取組状況、[2]基礎科学、[3]野生生物、[4]曝露、[5]人健康影響、[6]評価基準に係る発表が行われ、最新の知見による議論が繰り広げられ、また今後の研究における将来展望についても議論が行われた。

また、環境ホルモン学会によるポスターセッションも合わせて開催され、多数の研究発表(317演題)が行われ、それぞれの発表パネルの前では参加者による討論が行われた。

連絡先
環境省総合環境政策局環境保健部環境安全課
課長  安達 一彦(内6350)
 専門官 野上耕二郎(内6352)
 係長  堀 裕行 (内6354)
 担当  田辺 康宏(内6354)