報道発表資料

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2003年10月09日
  • 再生循環

廃棄物処理施設整備計画について

 明日(10月10日)開催される閣議で、廃棄物処理施設整備計画が決定される予定です。
 廃棄物処理施設整備計画は、先の通常国会で改正された廃棄物処理法に基づき策定されるもので、平成15年度から平成19年度までを計画期間として、我が国の廃棄物処理施設整備に係る事業の実施の目標及び概要を定めるものです。
 廃棄物処理施設整備計画は、これまで8次にわたり策定されてきましたが、政府における社会資本整備の在り方の見直しの議論を踏まえ、計画の内容を、「事業の量」(事業費)から「達成される成果」(アウトカム目標)に変更するなどの見直しを行い、今回新たに策定することとしたものです。
1. 廃棄物処理施設整備計画の策定の経緯
廃棄物処理施設整備計画は、これまで、廃棄物処理施設整備緊急措置法を根拠法に、昭和38年度から8次にわたり策定。
政府における社会資本整備の在り方の見直しの議論を踏まえ、廃棄物処理施設整備計画についても内容を見直し。
また、先の通常国会で改正された廃棄物の処理及び清掃に関する法律に第5条の3として新たに設けられた廃棄物処理施設整備計画に係る規定に基づき、「廃棄物の減量化の目標量」等を示した同法の基本方針に即して策定。(廃棄物処理施設整備緊急措置法は廃止。)
廃棄物処理施設整備計画の案の作成に先立ち、国民の皆様からの意見募集を実施。
廃棄物処理施設整備計画は、閣議決定を経て策定。
2. 廃棄物処理施設整備計画の内容等
(1) 計画期間
平成15年度から平成19年度までの5か年
(2) 内容
計画期間に係る廃棄物処理施設整備事業の実施の目標及び概要を定める。
3. これまでの廃棄物処理施設整備計画との相違点
(1) 政府全体の社会資本整備の在り方の見直しを受け、以下の点を変更。
[1] 計画の内容を、「事業の量」(事業費)から、「達成される成果」(アウトカム目標)に変更。
[2] 事業費総額を計画内容としない。
(2) 本計画独自の対応として、新たにPCB処理施設の整備を対象に追加。
4. 廃棄物処理施設整備計画の概要
別添1のとおり。
5. 廃棄物処理施設整備計画(素案)に関する意見募集の結果
去る8月18日から9月5日までの間、廃棄物処理施設整備計画の素案について、国民の皆様からの意見募集(パブリックコメント)を実施。
意見募集の結果は、次のとおり。
(1) 意見の提出件数
 23件(電子メール17件,ファックス6件)
<意見提出者の内訳>
個人          14名
企業・民間団体関係者   8名
地方公共団体関係者    1名
(2) 意見の概要及び意見に対する環境省の考え方
別添2のとおり。

添付資料

連絡先
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課
課長:仁井 正夫(内6811)
 補佐:東  幸毅(内6814)
 担当:福澤 謙二(内6819)

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