平成26年11月18日
地球環境

シンポジウム「気候変動の科学とわたしたちの未来~IPCCの最新の科学的知見とCOP21への展望~」の開催について(お知らせ)

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)による第5次評価報告書(AR5)の公表や国連気候変動枠組条約(UNFCCC)第20回締約国会議(COP20)での議論を踏まえ、12月25日(木)10:00~12:00(予定)、東京・イイノホールにおいて、シンポジウム「気候変動の科学とわたしたちの未来~IPCCの最新の科学的知見とCOP21への展望~」を開催致します。なお、参加には事前申込が必要です。

1.概 要

2015年のUNFCCC第21回締約国会議(COP21)(フランス・パリ)で合意が予定されている2020年以降の枠組みの議論が活発化している中、国内の気候変動対策に向けた議論を喚起することを目的とし、シンポジウムを開催する。本シンポジウムでは、2014年11月に公表されたIPCC第5次評価報告書(AR5)の統合報告書(SYR)の内容を紹介し、UNFCCC/COP20(ペルー・リマ)での議論も踏まえながら、気候変動にレジリエント(強靱)な社会の構築に向けて、議論を行う。

第1部では、2014年11月に公表されたIPCC AR5 SYRの内容を基に最新の気候変動の科学的知見と同年12月にペルー・リマで開催されるCOP20の成果に関する講演を行う。第2部では、第1部の登壇者を交えて、気候変動対策に関する今後の科学的研究やCOP21への展望、国際協力のあり方等ついてパネルディスカッションを行う。

2.日程等

日 時:平成26年12月25日(木)10:00-12:00(予定)

場 所:イイノホール(定員200名)

〒100-0011東京都千代田区内幸町2-1-1飯野ビルディング

アクセス:http://www.iino.co.jp/hall/access/

主 催:環境省 

共 催:公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)

備 考:日英同時通訳あり

3.プログラム

開会挨拶

環境省(予定)

第1講演

第1部:講演1 

「IPCC第5次評価報告書 統合報告書の概要(仮)」

Fredolin T. Tangang(フレドリン・タンガン)IPCC 第1作業部会 副議長(マレーシア国立大学科学技術学部 教授)(予定)

第1部:講演2

「UNFCCC/COP20の成果(仮)」

 環境省(予定)

第2パネルディスカッション

「気候レジリエントな社会へ ~科学的知見と国際協力~(仮)」

登壇者

ファシリテーター:田辺 清人 IPCCインベントリータスクフォース(TFI)技術支援ユニット(TSU))ヘッド(予定)

パネリスト(1):Fredolin Tangang(フレドリン・タンガン)第1作業部会副議長(予定)

パネリスト(2):平石 尹彦 IGES 参与(IPCC TFI共同議長)(予定)

パネリスト(3):肱岡 靖明 国立環境研究所(NIES) 社会環境システム研究センター

環境都市システム研究室長(予定)

パネリスト(4):芦名 秀一 NIES 社会環境システム研究センター

持続可能社会システム研究室 主任研究員(予定)

フロアとのQ&A

閉会挨拶

IGES(予定)

4.参加申込

参加料無料、事前申込制となっております。

12月19日(金)までにウェブサイト(http://www.iges.or.jp/jp/natural-resource/20141225.html)よりお申し込み下さい。

※参加募集は締切期限内であっても定員に達し次第締め切らせて頂きます。

連絡先
環境省地球環境局総務課研究調査室
(代表:03-3581-3351)
(直通:03-5521-8247)
室    長:竹本 明生 (内:6730)
室 長 補 佐:野本 卓也 (内:6731)
係    長:藤井 麻衣 (内:6732)