報道発表資料
1 背景
富士箱根伊豆国立公園は、昭和11年2月1日に富士箱根国立公園として指定され、昭和30年3月15日に伊豆半島を追加指定し、富士箱根伊豆国立公園に名称変更されました。
箱根地域は、典型的な複式火山で、複雑な地形を呈し、金時山、浅間山などの旧・新2つの外輪山、神山、駒ヶ岳などの中央火口丘、火口原湖の芦ノ湖、火口原の仙石原など各種の火山地形が見られます。また、植物相が豊富で固有種が多く、標高800m以上の部分では、ブナなどの自然林が残されており、富士火山帯固有のハコネコメツツジなどの植物が分布しています。当該地域は昭和13年に公園区域に編入され、その後昭和50年に公園区域及び公園計画の全般的な見直し(再検討)が、昭和58年(第1次)、平成2年(第2次)、平成11年(第3次)及び平成18年(第4次)に公園計画の点検が行われています。
第4次点検以降、7年が経過し、本地域を取り巻く諸情勢の変化を踏まえ、より一層の景観保護及び適正な利用促進の観点から公園計画の変更(第5次点検)を行うものです。
2 意見提出手続
(1)問い合わせ先
ア 環境省自然環境局国立公園課
東京都千代田区霞が関1-2-2/電話 03-5521-8279
イ 環境省関東地方環境事務所国立公園・保全整備課
埼玉県さいたま市中央区新都心11-2
明治安田生命さいたま新都心ビル18F/電話 048-600-0816
(2)意見募集対象
富士箱根伊豆国立公園(箱根地域)の公園計画の変更案
(資料「富士箱根伊豆国立公園(箱根地域)公園計画変更書(環境省原案)」)
(3)資料(変更案)の入手方法
変更案及びその概要は、環境省ホームページ(https://www.env.go.jp/press/index.php)に掲載するとともに、(1)の問い合わせ先で閲覧することができます。
(4)意見提出期間
平成26年9月30日(火)から10月29日(水)までの30日間
(5)意見提出先
環境省自然環境局国立公園課
(6)意見提出方法
ア 郵送の場合: 〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2
※締め切り日当日消印まで有効
イ FAXの場合: 03-3595-1716
ウ 電子メールの場合: shizen-kouen@env.go.jp
※意見の内容はメール本文に記載して送付してください。添付ファイルに意見を記載して提出することは、御遠慮ください。
<意見提出に関する共通留意事項> ・件名に必ず、「富士箱根伊豆公園(箱根地域)の公園計画の変更への意見」と記載してください。 ・本文の様式は問いません。 ・意見提出者の住所、氏名(団体の場合は団体名)、電話番号・FAX番号・メールアドレスを御記入ください(これらの記入がないものは無効となります。)。いただいた意見の内容は公表を前提としますので、意見公表の際、匿名を希望する場合はその旨を必ず明記してください。 ・電話での意見は受けかねますので御了承ください。 |
3 公園計画変更の概要
(1)保護規制計画の変更
○特別保護地区
拡張:仙石原(第2種特別地域からの振替) 13ha
○第1種特別地域
拡張:仙石原(第2種特別地域からの振替) 25ha
○第2種特別地域
削除:仙石原(特別保護地区への振替) △13ha
仙石原(第1種特別地域への振替) △25ha
(2)利用施設計画の変更
○湖尻集団施設地区の拡張 0.4ha
4 提出された意見の取扱い
提出された意見につきましては、その概要とそれに対する対応方針を取りまとめて公表します。
5 今後の主なスケジュール(予定)
平成26年11月 提出された意見を取りまとめた上、公表
平成26年12月 中央環境審議会に変更案を諮問・答申
平成27年2月 中央環境審議会の答申を踏まえ、変更内容を官報告示
添付資料
- 富士伊豆箱根国立公園(箱根地域)の公園計画の変更案の概要 [PDF 214 KB]
- 富士伊豆箱根国立公園(箱根地域)公園計画変更書(環境省原案) [PDF 55 KB]
- 保護規制計画変更図(環境省原案) [PDF 1.4 MB]
- 集団施設地区計画変更図(環境省原案) [PDF 427 KB]
- 連絡先
- 環境省自然環境局国立公園課
直 通:03-5521-8279
代 表:03-3581-3351
課 長:岡本 光之(6440)
補 佐:長田 啓 (6650)
係 長:尾崎 絵美(6691)