報道発表資料
9月22日(月)、ニューヨーク(米国)にて、短寿命気候汚染物質削減のための気候と大気浄化の国際パートナーシップ(CCAC: Climate and Clean Air Coalition to Reduce Short-Lived Climate Pollutants)第5回閣僚級会合が開催されました。今回の会合は、9月23日の国連気候サミットの機会を活用して開催されたもので、CCAC参加パートナーのうち37カ国の閣僚及び34の国際機関等の幹部等が参加しました。我が国からは望月環境大臣他が出席しました。
会合では、都市廃棄物等5つの分野の行動に関する声明に合意し、国連気候サミットに報告するとともに、活動期間を5年間延長して2022年までとすることに合意しました。会合の概要は以下のとおりです。
会合では、都市廃棄物等5つの分野の行動に関する声明に合意し、国連気候サミットに報告するとともに、活動期間を5年間延長して2022年までとすることに合意しました。会合の概要は以下のとおりです。
1.会合日程
平成26年9月22日(月)
2.場所
ニューヨーク(米国)
3.主催
CCAC事務局(国連環境計画(UNEP))
4.参加者
・CCAC参加国(37カ国)の閣僚及び国際機関等(34機関)の幹部等(参加者名簿による。)
・我が国より望月環境大臣、田中環境省大臣官房審議官ほかが出席。
5.会議概要
・ 石油・ガスにおけるメタン削減、グリーンな貨物輸送、ハイドロ・フルオロ・カーボン(HFC)削減、都市廃棄物、農業の5つの分野での行動に関する声明を採択し、翌日の国連気候サミットに報告することを確認しました。
・ CCACの活動期間を5年延長して2022年までとすることなどを内容とする枠組み文書の改訂に合意しました。
・ CCACの下で実施されている10のイニシアティブ(国家活動計画支援、地域の影響評価、家庭用調理窯(クックストーブ)等)に加え、都市保健イニシアティブを開始することが合意されました。
・ 今後の作業部会の共同議長にノルウェー及びチリが選出されるとともに、執行委員会(12カ国・団体)のメンバーが選出されました。
・ 望月環境大臣より、アジア諸国における廃棄物の適正処理・循環型社会形成や、水田からのメタン排出削減等の取組を紹介するとともに、国連気候サミットにおけるグリーンな貨物輸送、都市廃棄物及び農業分野の行動に関する支持の表明、CCACに対する250万ドルの資金拠出等、CCACの活動に積極的に貢献していくことを発言しました。
6.今後の予定
・ 今後の閣僚級会合について、本年12月リマ(ペルー)でのCOP20の際に短時間開催するとともに、来年2015年5月、ジュネーブ(スイス)において、世界保健機関(WHO)総会開会中に開催予定である旨報告されました。
- 連絡先
- 環境省地球環境局国際地球温暖化対策室
代表:03-3581-3351 直通:03-5521-8330
室長 :大井 通博 (6772)
交渉官 :増田 大美 (6773)
室長補佐:福井 和樹 (6786)