報道発表資料

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2014年08月08日
  • 自然環境

「農林水産大臣がその生産又は流通を所管する遺伝子組換え植物に係る第一種使用規程の承認の申請について」の一部改正案についての意見・情報の募集(パブリックコメント)について(お知らせ)

 環境省及び農林水産省は、「農林水産大臣がその生産又は流通を所管する遺伝子組換え植物に係る第一種使用規程の承認の申請について」の一部を改正する通知案について、広く国民の皆様から意見・情報を募集するため、平成26年8月8日(金)から平成26年9月6日(土)までの間、パブリックコメントを実施します。

1.背景・趣旨

 遺伝子組換え植物の栽培や輸入、流通等に当たっては、我が国の野生動植物に影響を与えないよう、「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」(平成15 年法律第97号。以下「カルタヘナ法」という。)に基づき科学的に評価を行い、影響が生じるおそれがないと認める場合に、その栽培等を認めています。

 野外で遺伝子組換え植物の栽培等を行う「第一種使用等」をしようとする者は、カルタヘナ法に基づきその使用等に関する規程(第一種使用規程)を定め、これを農林水産省及び環境省に申請し、承認を受ける必要があります。

 「農林水産大臣がその生産又は流通を所管する遺伝子組換え植物に係る第一種使用規程の承認の申請について」(平成19年12月10日付け19消安第8999号、環自野発第071210001号農林水産省消費・安全局長、農林水産省農林水産技術会議事務局長、林野庁長官、環境省自然環境局長通知。以下「通知」という。)は、この「第一種使用規程」の承認の申請に当たっての、申請の手続きや申請書の内容等について定めたものです。

 通知では、第一種使用規程の承認を申請しようとしている遺伝子組換え植物が、実験室や外国における栽培等によりかなりの程度の知見が得られているものであっても、「我が国の自然条件の下で生育した場合の特性が科学的見地から明らかでない」場合には、「第一種使用等が予定されている環境と類似の環境での使用等について情報収集」を「隔離ほ場で」行い、「当該遺伝子組換え植物が我が国の自然条件の下で生育した場合の特性を明らかにすること」と規定しています。

 今回の改正は、「我が国の自然条件の下で生育した場合の特性が科学的見地から明らかな場合」を具体的に規定するものです。

(参考)今回の改正内容に関するホームページ

 ※農林水産省ホームページ:http://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/carta/c_data/plant_process.html

   (遺伝子組換え農作物の生物多様性影響評価における審査手続の見直しについて)

2.意見募集要項

(1)意見募集対象        

 「農林水産大臣がその生産又は流通を所管する遺伝子組換え植物に係る第一種使用規程の承認の申請について」の一部を改正する通知案について、下記の資料を参考に御意見をいただきますようお願いいたします。

 <添付資料>

  (資料1)「農林水産大臣がその生産又は流通を所管する遺伝子組換え植物に係る第一種使用規程の承認の申請について」の一部を改正する通知案の概要

  (資料2)「農林水産大臣がその生産又は流通を所管する遺伝子組換え植物に係る第一種使用規程の承認の申請について」一部改正案新旧対照表

  (参考資料)現行の通知

(2)資料1・2及び参考資料の入手方法 

 [1]インターネットによる閲覧  

   ・環境省ホームページ  https://www.env.go.jp/info/iken/    

   ・電子政府の総合窓口[e-Gov] http://www.e-gov.go.jp/index.html

 [2]環境省野生生物課外来生物対策室にて配布

 [3]郵送による送付

   ※郵送を希望される方は、400円切手を添付した返信用角2封筒(郵便番号、住所、氏名、「通知の改正(8月8日分)」を必ず明記。)を同封の上、

下記(4)の「郵送による提出の場合」の宛先まで送付してください。

(3)意見募集期間

  平成26年8月8日(金)~平成26年9月6日(土)

    ※郵送の場合は同日必着

(4)意見提出方法

   下記の【意見提出様式】の様式により、以下に掲げるいずれかの方法で御提出ください。

   [1]郵送による提出の場合

     宛先:〒100-8975  東京都千代田区霞が関1-2-2

         環境省自然環境局野生生物課外来生物対策室

   [2]FAX

     FAX番号:03-3581-7090

      

   [3]電子メール

     電子メールアドレス:bch@env.go.jp

      ※電子メールで提出される場合は、メール本文に記載してテキスト形式で送付してください。

      (添付ファイルによる意見の提出は御遠慮願います。)

     ※電話での意見提出はお受けしかねますので、あらかじめ御了承ください。

【意見提出様式】

[宛先]環境省自然環境局野生生物課外来生物対策室 あて

[件名]通知の改正(8月8日分)

[氏名] (企業・団体の場合は、企業・団体名、部署名及び担当者名)

[〒・住所]

[電話番号]

[FAX番号]

[意見]・該当箇所

    ・意見内容

    ・理由

  ※御意見は、日本語で御提出ください。

  ※御提出いただきました御意見については、名前、住所、電話番号、FAX番号及び電子メールアドレスを除き、すべて公開される可能性があることを、

あらかじめ御承知おきください。

  ※御意見中に、個人に関する情報であって特定の個人が識別しうる記述がある場合及び法人等の財産権等を害するおそれがあると判断される場合

には、公表の際に当該箇所を伏せさせていただくこともあります。

(5)関係省のホームページ

   農林水産省のホームページ(http://www.maff.go.jp/j/public/index.html)においても本件についての御意見を募集しております。

添付資料

連絡先
環境省自然環境局野生生物課外来生物対策室
(直通:03-5521-8344)
(代表:03-3581-3351)
室   長:関根 達郎   (内:6680)
室長補佐:立田 理一郎  (内:6681)
担   当:岡部 佳容   (内:6683)

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