平成25年10月29日
総合政策
平成26年度概算要求時における環境保全経費の 取りまとめについて(お知らせ)
環境省では、このたび、平成26年度環境保全経費概算要求額を取りまとめました。
平成26年度概算要求の総額は2兆732億円で、平成25年度当初予算比7.3%の増となりました。
環境省においては、今後、政府予算案の編成において、環境保全経費の確保に努めてまいります。
1 環境保全経費とは
環境保全経費とは、政府の経費のうち地球環境の保全、公害の防止並びに自然環境の保護及び整備に関する経費を総称したものです。
環境省では、関係府省において取り組まれている環境保全に係る施策が、政府全体として効率的、効果的に展開されるよう、環境省設置法第4条第3号の規定に基づき、関係府省の概算要求に先立って、見積りの方針の調整を行っており、概算要求に当たっての基本方針を関係府省へ示しております。
今回の環境保全経費の取りまとめに当たっては、関係府省から提出された新規施策等についてヒアリングを行う等により、環境保全に資する施策であるかを確認した上、その全体を取りまとめて財務省に提出し、政府予算案の編成における配慮を求め、環境保全経費の確保に努めてまいります。
また、今後は、政府予算案の決定時においても、環境保全経費の取りまとめを行い、結果についても公表いたします。
2 平成26年度環境保全経費概算要求の総額
平成26年度概算要求の総額:2兆0,732億円(平成25年度当初予算比7.3%増)
平成25年度当初予算の総額:1兆9,326億円
3 環境保全経費概算要求額の施策体系別内訳及び主な施策
平成26年度概算要求額(平成25年度当初予算額)
(1)地球環境の保全・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7,303億円 (4,916億円)
- ○
- 森林環境保全整備事業【農林水産省ほか】、エネルギー使用合理化事業者支援補助金【経済産業省】、再生可能エネルギー等導入推進基金事業(グリーンニューディール基金)【環境省】等
(2)生物多様性の保全及び持続可能な利用・・・・・・・ 1,538億円 (1,399億円)
- ○
- 水源林造成事業等【農林水産省】、国営公園整備費【国土交通省】、自然公園等事業費【環境省】等
(3)物質循環の確保と循環型社会の構築・・・・・・・・・1,203億円 (1,936億円)
- ○
- レアメタル等を含む小型電子機器等リサイクル推進事業費【経済産業省】、循環型社会形成推進交付金【環境省ほか】、災害等廃棄物処理事業費補助金【環境省】等
(4)水環境、土壌環境、地盤環境の保全・・・・・・・・・ 746億円 ( 712億円)
- ○
- 水産環境整備事業【農林水産省】、休廃止鉱山鉱害防止等工事費補助金【経済産業省】、適正な汚水処理の確保等のための下水道事業に必要な経費【国土交通省】等
(5)大気環境の保全・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2,505億円 (2,302億円)
- ○
- 交通安全施設等整備費補助【警察庁】、クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金【経済産業省】、越境大気汚染対策推進費等【環境省】
(6)包括的な化学物質対策の確立と推進・・・・・・・・・・ 69億円 ( 67億円)
- ○
- 厚生労働科学研究に必要な経費【厚生労働省】、化学物質規制対策事業【経済産業省】、化学物質緊急安全点検調査費【環境省】等
(7)放射性物質による環境汚染の防止・・・・・・・・・ 6,245億円 (6,980億円)
- ○
- 放射性物質により汚染された土壌等の除染【環境省】、放射性物質汚染廃棄物処理事業【環境省】等
(8)各種施策の基盤となる施策等・・・・・・・・・・・・1,123億円 (1,014億円)
(添付資料)
参考1:平成26年度環境保全経費構成比(施策体系別・府省別)
参考2:平成26年度環境保全経費概算要求額総括表
添付資料
- 連絡先
- 環境省総合環境政策局環境計画課企画調査室
直通:03-5521-8328
代表:03-3581-3351
室長:山本 博之 (内線6227)
係長:玉谷 雄太 (内線6250)
担当:大沼・木村(光) (内線6255)
関連情報
過去の報道発表資料
- 平成25年9月12日
- 平成26年度環境保全経費の見積りの方針の調整の基本方針について(お知らせ)