報道発表資料

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2013年10月24日
  • 地球環境

平成25年度カーボン・ニュートラル認証モデル事業第1次募集の採択結果について(お知らせ)

  • カーボン・ニュートラル認証の取得を目指す事業者を支援するためのモデル事業について、8月27日(火)より9月27日(金) までに応募のあった案件の中から、3件を採択しましたのでお知らせいたします。
  • なお、本事業は10月31日(木)まで第2次公募を受け付けております。

1.採択結果について

 本モデル事業の公募期間(8月27日~9月27日)内に応募のあった案件について、審査を行った結果、以下の3件の案件を採択することに決定いたしました。

申請者名(申請区分)事業概要
中央アドボード株式会社
(認証)
同社の営業車のガソリン使用や自社ビルの電力使用(スコープ1,2)と一部の野外広告の夜間照明による電力使用(スコープ3)に伴うCO2排出量を中部地域のJ-VER等を用いてカーボン・ニュートラル化する。
日本興亜損害保険株式会社
(認証、計画登録済み)
同社の事業活動(スコープ1,2)と営業活動・出張、通勤、紙・印刷物の使用・物流・廃棄(スコープ3)に伴うCO2排出量をJ-VER、CER及び国内クレジットを用いてカーボン・ニュートラル化する。
富士レビオ株式会社
(認証、計画登録済み)
同社で最大規模の八王子事業所の事業活動(スコープ1,2)と施設・設備の建設・製造、廃棄物処理、営業活動・出張、通勤、製品流通(スコープ3)に伴うCO2排出量をJ-VER及び国内クレジットを用いてカーボン・ニュートラル化する。
計画登録:カーボン・ニュートラル認証に至るまでの手続が、計画期間内に完了する計画(体制)が適切であることを確認し、登録するもの。
認証:申請者の対象期間における取組が、カーボン・ニュートラルを実現していることを認証するもの。

2.支援内容

 採択された事業者に対して、600万円(税抜)/件を上限に下記の業務費用を支援します。

[1]
カーボン・ニュートラルの企画立案・審査書類作成
[2]
温室効果ガス排出量算定
[3]
検証費用
[4]
情報提供ツール作成 (プレスリリース、WEBサイト、CSR報告書等でのニュートラル事例紹介)

 なお、本事業は環境省の委託を受け、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社が担当しております。

【提出・お問い合わせ先】
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(MURC)
環境・エネルギー部(担当:(担当:綿引(わたひき)・櫻井・竹田)
「平成25年度カーボン・ニュートラル認証モデル事業係」
〒105-8501 東京都港区虎ノ門5-11-2 オランダヒルズ森タワー
TEL:03-6733-3400 E-mail:offset@murc.jp

3.参考

(1)
カーボン・オフセットは商品・イベント・自己活動等から排出される温室効果ガス排出量の一部又は全部をオフセットする取組です。一方、カーボン・ニュートラルは事業者の事業活動等から排出される温室効果ガス排出量の全部をオフセットするカーボン・オフセットを進化させた取組です。
(2)
カーボン・ニュートラルに関する関連情報については、以下のホームページに掲載しています。
環境省
https://www.env.go.jp/earth/ondanka/mechanism/carbon_offset.html
カーボン・オフセットフォーラム(J-COF)
http://www.j-cof.go.jp/
気候変動対策認証センター
http://www.4cj.org/
カーボン・オフセット推進ネットワーク(CO-Net)
http://www.carbonoffset-network.jp/

添付資料

連絡先
環境省地球環境局地球温暖化対策課市場メカニズム室
代表:03-3581-3351 直通:03-5521-8246 
室長   :熊倉 基之 (内線6750)
室長補佐:三好 一樹 (内線6739)
担当   :石井 将之 (内線6783)

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