報道発表資料
環境省では、「持続可能な開発のための教育」(Education for Sustainable Development:以下、ESD)の視点を踏まえた環境教育や環境保全活動の促進に向けた施策として、被災地を中心とした東北地方での取組を基にした東北発となる新しいESD プログラムをとりまとめました。
そこで、これらのプログラムを東北地方において実践・展開し、東北地方全域へ周知・拡大していくため東北地方ESDプログラム「チャレンジプロジェクト」を実施し、プログラム実践者を募集します。
1.東北地方ESDプログラム「チャレンジプロジェクト」の概要について
環境省では、東日本大震災という大きな自然災害を経験された東北地方の皆さまが、この経験を機に新たに取り組まれている環境保全活動や環境教育などを調査し、これらを基に10種類のプログラムを作成しました。
このプログラムは、東北の皆さまが取り組まれている、これまでになかったアイデアが盛り込まれた東北発の新しいプログラムです。
そこで、これらのプログラムを東北の皆さまに知ってもらい、実際にチャレンジしていただきたく「東北地方ESDプログラム チャレンジプロジェクト」を始動いたしました。
このプロジェクトは、学校、企業、NPO、児童・生徒の皆さんのグループで、様々な工夫やアイデアを盛り込んで頂きながら実際にプログラムにチャレンジし、その内容をご報告いただき、優れたチャレンジを表彰するとともに、今後の学校現場や地域での実践などに役立ててもらうことを目的としています。
また、実践いただいた内容は、後日報告を頂き、来年2月に宮城県仙台市において実践発表会を開催し、優秀な実践内容については表彰する予定です。
2.「チャレンジプロジェクト」のエントリー方法等ついて
- 〇対象地域:
- 東北6県(青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県)
- 〇対象 者:
- 学校、企業、NPO等民間団体、児童生徒によるグループ、その他
- 〇受付期間:
- 平成25年7月1日~平成25年9月30日
- 〇発表表彰:
- 平成26年2月上旬(予定)
〇エントリーは以下のサイトから、おこなってください。
東北地方ESDプログラム「チャレンジプロジェクト」特設サイト
https://www.eeel.go.jp/env/tohoku_esd_challenge/
※その他、不明な点は下記事務局までお問い合わせください。
- <東北地方ESD「チャレンジプロジェクト」事務局>
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- 〒105-0003
- 東京都港区西新橋1-7-13 ナンサ虎ノ門ビル4階
- 電話
- 03-5532-0752
- FAX
- 03-6744-1249
- info@tohoku-challenge.jp
(参考)東北ESD「チャレンジプロジェクト」プログラム※
(※プログラムの詳細は、上記特設ページからご覧いただけます。)
- 1.野菜くずから堆肥づくりにチャレンジ!
- 「野菜から野菜をつくろう」(※幼児向け)
- 2.自分たちの地域や自然調べにチャレンジ!
- 「地域まるごとウォークラリー」
- 3.自分の地域の森を知ることにチャレンジ!
- 「理想の森さがし」
- 4.自然の絆を地域の川を通じて学ぶチャレンジ!
- 「山と海をむすぶ「川」」
- 5.海の役割と人とのつながりを学ぶチャレンジ!
- 「地域の漁業を支えるつながり」
- 6.大地と食と人のつながりを感じる体験にチャレンジ!
- 「自然とともに生きる農業」
- 7.日々の暮らしと自然災害を考えるチャレンジ!
- 「自然災害と地域との様々なつながり」
- 8.エネルギーと自分たちの生活を考えるチャレンジ!
- 「エネルギーと新しい東北を考える」
- 9.捨てられる資材を上手に使ってパーティにチャレンジ!
- 「3RでPartyしよう!」
- 10.地域の文化や伝統に触れて伝えるチャレンジ!
- 「伝統文化から地域を伝える」
- 連絡先
- 環境省総合環境政策局環境教育推進室
直通:03-5521-8231
代表:03-3581-3351
室長:吉田 一博(6240)
担当:田中 道雄(6262)
:梁取 あい(6271)