報道発表資料

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2013年06月18日
  • 保健対策

平成24年度化学物質複合影響評価手法検討調査報告書について(お知らせ)

 環境省では、環境行政における化学物質の複合影響評価の枠組みのあり方の検討を行うため、平成24年度化学物質複合影響評価手法検討調査を実施し、今般その報告書を取りまとめましたので、公表します。化学物質の複合影響評価手法については今後も引き続き検討していくこととしています。

 個別の化学物質の環境中への排出状況や環境中の存在状況、環境中の生物等への影響については、種々の研究や行政等による知見の収集・評価等により、多くのことが明らかになってきています。しかし、こうした情報の多くは、単一の化学物質の影響について評価したものです。実際の環境中には様々な化学物質が存在していますが、複数の化学物質に同時にばく露された場合の影響(化学物質の複合影響)の評価手法については、我が国ではあまり検討が進んでいません。
 一方、国際機関や欧米諸国では、化学物質の複合影響評価に関連するガイダンス文書の作成、評価事例等の公表が行われており、複合影響評価は研究段階から活用段階に向け取組みが進みつつあります。
 こうした諸外国の動向も踏まえ、環境省では、環境行政における化学物質の複合影響評価のあり方の検討を行っており、平成24年度には、「化学物質複合影響手法検討調査」として、化学物質の複合影響評価について、国内外の動向を調査し、基本となる概念や用語の整理を行った上で、検討対象物質のグルーピング、段階的な評価等を試行しました。

添付資料

連絡先
環境省総合環境政策局環境保健部環境安全課
直通 03-5521-8261
代表 03-3581-3351
課長    上田 康治(内6350)
課長補佐 森川 博司(内6365)
環境保健部企画課
環境リスク情報分析官
       山崎 邦彦(内6391)

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