報道発表資料

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2012年12月04日
  • 水・土壌

平成24年度環境技術実証事業 有機性排水処理技術分野における実証対象技術の選定について(お知らせ)

 平成24年度環境技術実証事業において、有機性排水処理技術分野の実証機関である社団法人埼玉県環境検査研究協会により、実証対象技術2件が選定され、環境省が承認しました。

1.実証対象技術の選定

 平成24年度環境技術実証事業 有機性排水処理技術分野の実証機関である社団法人埼玉県環境検査研究協会は、平成24年4月27日(金)から6月29日(金)まで、実証対象となる技術を公募(7月2日(月)から11月27日(火)まで追加公募)し、2件の申請がありました。
 社団法人埼玉県環境検査研究協会では、申請された技術について、形式的要件、実証可能性及び環境保全効果等の要件を考慮し、技術実証検討会の検討・助言を踏まえ、平成24年度の実証対象技術として下表のとおり2件を選定し、環境省がこれを承認しました。

実証対象技術実証申請者名
木炭を活用した「家庭雑排水の処理装置」
(雑排水専用新浄化装置SG-500型)
正和電工
 株式会社
郊外小規模店舗(浄化槽設置)用 シンク型油水分離回収機
グリス・ECO DS-2-750-500
株式会社
 大都技研

<問い合わせ先>
 社団法人埼玉県環境検査研究協会 実証事業事務局 担当:野口、鈴木
 〒330-0855 埼玉県さいたま市大宮区上小町1450番地11
 TEL:048-649-1151(内線:341・333) FAX:048-649-5493
 E-mail:news@saitama-kankyo.or.jp
 URL:http://www.saitama-kankyo.or.jp/

2.今後の予定

 実証対象技術ごとの実証試験計画に沿って、今年度末までに実証試験を順次実施し、実証試験結果報告書を取りまとめます。また、報告書は、公表する予定です。

参考(背景・経緯)

 環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、環境技術を実証する手法・体制の確立を図るとともに、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展を促進することを目的とするものです。(https://www.env.go.jp/policy/etv/)
 有機性排水処理技術分野では、厨房・食堂、食品工場等からの有機性排水を適正に処理する排水処理技術(装置、プラント等)について実証試験を行います。また、実証試験の対象となる技術として、総合的な排水処理技術のほか、油などの特定の汚濁物質の除去を目的とした排水処理技術、汚泥に関する技術など幅広く対象としています。

 本分野に係る実証試験要領は、環境省環境技術実証事業ウェブサイトの各技術分野の実証試験要領のウェブページ(https://www.env.go.jp/policy/etv/t3_06.html)又は、環境省の本報道発表資料のウェブページ(https://www.env.go.jp/press/index.php)の添付資料からダウンロードし、御参照ください。

添付資料

連絡先
環境省水・大気環境局総務課環境管理技術室
直通:03-5521-8297
代表:03-3581-3351
室長:西本 俊幸 (内線6550)
補佐:大久保 敦 (内線6551)
担当:佐久間 宇洋(内線6554)

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