報道発表資料

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2012年11月20日
  • 再生循環

UNEP国際資源パネル第11回会合の結果について(お知らせ)

 環境省は、公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)及び国連環境計画(UNEP)と共催で、東京・品川で11月6日~10日の間、UNEP国際資源パネル第11回会合を開催しました。
 会合では、各分野ごとのテーマに関する専門家による討議のほか、国内関係企業や学識経験者等とパネルメンバーによる特別セッションを設け、意見交換を行いました。また、会期中に一般向けに公開セミナーを開催し、パネルメンバー等との討論を実施しました。
 次回の第12回会合は、平成25年4月にドイツ(ベルリン)で開催の予定です。

1.会議名

 UNEP国際資源パネル第11回会合

2.日程

 平成24年11月6日~10日

3.主催

 環境省、(公財)地球環境戦略研究機関(IGES)、国連環境計画(UNEP)

4.概要

1)本会合

(1)開催場所

 ガーデンシティ品川

(2)概要
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 以下のテーマについて各作業部会の研究成果発表と討論を実施
 金属フロー、水資源、都市、土地、デカップリング、貿易、温室効果ガス
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 上記テーマについてパネルメンバーと運営委員会による政策討論
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 作業部会の枠を超えた、資源利用に関する今後のシナリオの分析
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 追加分野の提案
・ 「イノベーション」および「土壌」についての追加提案の承認
・ 「食糧」については、継続検討を決定
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運営委員会による今後のパネル運営に関する議論

2)公開セミナー「グリーン経済と資源効率:UNEP国際資源パネルによる最新研究成果と資源効率政策動向」

(1)開催日

平成24年11月6日(火)

(2)開催場所

東京コンファレンスセンター(品川)

(3)参加者数

150人余(一般参加者、国際機関、産業界、研究機関、NGO等)

(4)概要

以下の内容についての講演と討議

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 資源効率とデカップリング
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 途上国の視点からのグリーン経済
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 資源効率に向けた取組:日本、アジア、欧州の視点
(当日の詳細及び講演資料については、以下のリンクを参照。
 http://www.iges.or.jp/jp/wmr/activity20121106.html

3)その他

 会期中(8日)に、国内の関心ある企業、学識経験者、政府関係者とパネルメンバーによる特別セッション「日本における資源生産性の実践:廃棄物から資源へ(我が国の研究機関、産業界、政府機関からの報告)」を開催。

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 国内企業の取組の現状、資源効率性に関する政策等の意見交換を実施。
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 製造業における経済活動と資源利用・廃棄物排出の相反、途上国の越境廃棄物への対処、などを議論。

5.次回会合

次回の第12回会合は、平成25年4月にドイツのベルリンで開催の予定です。

連絡先
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課循環型社会推進室
直通   :03-5521-8336
代表   :03-5521-8336
室長   :永島 徹也 (内線 6898)
室長補佐:外山 洋一 (内線 6814)
係長   :大東 淳  (内線 6819)
担当   :市川 琢己 (内線 6819)