報道発表資料

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2012年04月13日
  • 再生循環

有害廃棄物等の環境上適正な管理に関するフレームワーク策定のための第1回専門家会議開催について(お知らせ)

 昨年10月に開催されたバーゼル条約第10回締約国会議(COP10)の決議に基づき、環境上適正な管理(ESM)に関するガイドライン策定に向けた議論を行うため、4月17日(火)から4月20日(金)に、「有害廃棄物等の環境上適正な管理に関するフレームワーク策定のための第1回専門家会議」を東京にて開催します。

1 背景

 昨年10月にコロンビアのカルタヘナで開催されたバーゼル条約第10回締約国会議(COP10)においては、環境上適正な管理(ESM)に関するガイドラインの策定が決議案に盛り込まれました。これは、バーゼル条約全体としてESMの実施をより促進するために、国際的なESMの概念や共通事項を明確にし、国際的なESMのフレームワークを策定し、各国のESM能力を高めることを目的としています。
 我が国はCOP10において、ESMに関するガイドラインの策定をリード国として作業を進めていくことを表明し、第1回専門家会議を東京で開催することになりました。今回の会議においては、ESMガイドライン策定に向けたフレームワーク、要素、プロセス等について議論を行う予定です。

2 会議の概要

(1) 日程:

平成24年4月17日(火)~20日(金)(20日は施設見学)

(2) 場所:

椿山荘(文京区)、川崎市周辺等

(3) 主催:

環境省、バーゼル条約事務局

(4) 参加者(約50名):

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専門家:アフリカグループ(ナイジェリア、エジプト、セネガル、ザンビア、タンザニア、ガボン)、アジアグループ(中国、インドネシア、日本、ヨルダン、韓国、シリア)、中央・東ヨーロッパグループ(欧州委員会、ハンガリー、リトアニア、ポーランド)、ラテンアメリカ・カリブ海グループ(アルゼンチン、チリ、コロンビア、ジャマイカ)、西ヨーロッパ・その他グループ(ベルギー、カナダ、ドイツ、アイルランド、スイス、アメリカ)
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バーゼル条約事務局
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環境省、外務省、経済産業省
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国内有識者、NGO等

(5)議題:

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会議進行に関する事項(共同議長の選出、会議の背景・目的、議論の方向性)
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各地域や関係するプロジェクト等におけるESMに関する動向や活動内容
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ESMフレームワークを策定するための必要項目・情報、基本的な構造

(6)期待される成果:

 バーゼル条約全体におけるESMガイドラインの目的・位置づけ、既存のESMに関する情報共有を行うとともに、ESMガイドラインを策定するためのフレームワーク案が明確になる予定です。

添付資料

連絡先
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課適正処理・不法投棄対策室
直通:03-5501-3157
代表:03-3581-3351
室長:吉田 一博(内線:6881)
担当:本多 俊一(内線:6885)
担当:彦坂 早紀(内線:6886)

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