平成24年1月17日
水・土壌

平成23年度「日本モデル環境対策技術等の国際展開」事業に係るアジアの水質汚濁に係る法制度と技術ニーズに関するセミナーの開催について(お知らせ)

 「日本モデル環境対策技術等の国際展開」事業の一環として、川崎市で開催される「第8回アジア・太平洋エコビジネスフォーラム」(主催:川崎市、共催:国連環境計画 国際環境技術センター(UNEP IETC)、後援:環境省ほか)において、東南アジア2か国の水質汚濁に係る法制度と技術ニーズに関するセミナーを開催します。

1.背景
 環境省では、平成21年度から「日本モデル環境対策技術等の国際展開」事業を開始しており、中国、インドネシア及びベトナムを対象として、日本の経験に基づき、適正な環境技術の導入に有効な法制度整備や人材育成などをパッケージとして推進する協力事業を実施するとともに、我が国の優れた環境対策技術等をアジア諸国に展開することにより、環境の改善及び環境管理能力の強化に貢献するための事業を実施しています。(事業の詳細は、次のウェブサイトをご参照ください。http://www.env.go.jp/air/tech/ine/asia/index.html
 そこで、川崎市で2月8日(水)から9日(木)まで開催される第8回アジア・太平洋エコビジネスフォーラムにおけるセッションの一つとして、我が国の排水処理・モニタリング関係企業、環境技術普及・振興に係る関係機関等を対象として、インドネシア及びベトナムにおける水質汚濁に係る法制度と技術ニーズに関する情報を提供する、「アジアの水質汚濁に係る法制度と技術ニーズ」と題するセミナーを開催いたします。
2.開催日時
 平成24年2月9日(木) 15:15〜17:15
3.開催場所
 川崎市産業振興会館 9階 第3研修室
 〒212-0013 神奈川県川崎市幸区堀川町66番地20
4.セッションの内容
 日本の環境産業が海外において事業展開するに当たり有益な情報を提供するため、インドネシア及びベトナムの環境省において環境対策技術を所管する部局から担当官を講師として招へいし、両国の水質汚濁に係る法制度と技術ニーズについて御報告いただくとともに、現地の環境対策技術の状況に関する理解を深めるため、会場参加者との質疑応答を行う予定です。
5.セッションのコーディネーター及び講師(敬称略)
  コーディネーター
   牧 葉子
川崎市 環境局 担当理事
  講師
   西本 俊幸
環境省 水・大気環境局 総務課 環境管理技術室長
   アリフ・ウィボウォ
インドネシア環境省 第7局 標準化・環境技術担当課 課長補佐
   ドゥ・ナム・タン
ベトナム天然資源環境省 環境総局 環境管理科学院 副院長
6.参加費等
 参加費は無料です。なお、参加を希望される場合は、事前のお申込みが必要です。EメールまたはFAXで氏名、所属、連絡先を記入の上、お申込みください。
7.お問い合わせ先・お申込み先
 川崎市 環境局 環境技術情報センター
 〒212-0013 神奈川県川崎市幸区堀川町66番地20
 電話:044-522-3285、FAX:044-522-3267
 e-mail: 30kangic@city.kawasaki.jp
(参考)
 「アジア・太平洋エコビジネスフォーラム」について
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川崎市では、産業と環境が調和した持続可能な都市モデル形成を目指して、国連環境計画(UNEP)との連携により、市内企業の優れた環境技術や環境保全の経験を活かし、工業化途上の都市の環境対策や環境配慮への国際貢献を推進しており、本フォーラムは、その一環として、先進的な環境技術・戦略の情報交換の場として川崎国際環境技術展と一体的に開催しているものです。
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本フォーラムは、川崎市が主催、国連環境計画 国際環境技術センター(UNEP IETC)が共同で開催します。
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8回目の開催となる今回は、2月8日(水)から9日(木)までの日程で開催されます(国際環境技術展は2月10日(金)から11日(土)に開催。)。今回は、2012年6月にリオ・デ・ジャネイロ(ブラジル)で開催される「国連持続可能な開発会議」(リオ+20)を見据え、国際的な動向等についての情報共有を図ることを特徴としています。
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本フォーラムの詳細は、川崎市による公式ウェブサイト(第8回の詳細情報は開設準備中)をご参照ください。
http://www.city.kawasaki.jp/30/30kokuse/home/index.html
連絡先
環境省水・大気環境局総務課環境管理技術室
直通:03-5521-8297
代表:03-3581-3351
室長:西本 俊幸(内線6550)
補佐:高野 厚 (内線6551)
担当:山本 享 (内線6554)