報道発表資料

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2012年01月06日
  • 大気環境

平成23年度環境技術実証事業検討会 ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)拡大ワーキンググループ会合の開催と意見の募集について(お知らせ)

 平成24年1月30日(月)に平成23年度環境技術実証事業検討会 ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム) 拡大ワーキンググループ会合(以下「拡大WG会合」という。)を公開により開催いたします。
 また、拡大WG会合において、より効果的な制度の構築に向けた検討を行うため、皆様から本事業についての御意見を募集します。

1.拡大WG会合開催の御案内
開催日時   平成24年1月30日(月) 14:30~16:30
開催場所   法曹会館 富士の間
〒100-0013 東京都千代田区霞が関1-1-1
TEL:03-3581-2146
URL:http://www.hosokai.or.jp/item/kaikan/kaikan.html
議題(予定)
(1)
環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)の概要について
(2)
本事業や当技術分野への要望・意見について
(3)
実証試験要領の改訂に向けて
(4)
当技術分野の普及拡大方策について
(5)
その他

2.御意見の募集
 平成23年度環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)の運営全般についての御意見を募集します。添付資料の意見募集要領に従い、平成24年1月23日(月)17時必着で、下記の連絡先まで御提出ください。
3.拡大WG会合の傍聴
 本拡大WG会合は、公開(ただし、資料の一部は非公開。)で行われます。傍聴希望の方は、件名を「平成23年度環境技術実証事業検討会 ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム) 拡大WG会合傍聴希望」としていただき、住所、氏名、勤務先、電話番号、電子メールアドレス及びFAX番号を明記の上、平成24年1月23日(月)17時必着で、以下の連絡先まで電子メール又はFAXにてお申し込みください。お申込みは、傍聴希望者1人につき1通といたします。
 また、傍聴可能人数は20名を予定していますので、傍聴希望者が20名を超えた場合は、抽選となる場合があります。抽選の結果、傍聴いただけない場合はその旨の連絡をいたします。
4.拡大WG会合の御意見の提出先及び傍聴希望の連絡先
株式会社エックス都市研究所 コンサルティング&プランニング事業本部
サステイナブルデザイングループ 新事業創出チーム(担当:岡田、倉石、山崎)
〒171-0033 東京都豊島区高田2-17-22 目白中野ビル6F
TEL:03-5956-7503 FAX:03-5956-7523 E-mail:etv23-hp@exri.co.jp
URL:http://www.exri.co.jp/japanese/consulplan/sustain/creation/env/
参考(背景・経緯)
 環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にありながら、 環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的環境技術について、 その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、環境技術を実証する手法・体制の確立を図るとともに、 環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展を促進することを目的とするものです。
 本技術分野では、ヒートアイランド対策技術のうち、 「地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム」※の実証試験を行っています。 本技術分野では、平成23年度より手数料徴収体制となり、 実証試験要領の作成・実証機関の公募選定・手数料項目の設定と徴収等を行う実証運営機関が設置されております。 平成23年度は、株式会社エックス都市研究所が実証運営機関業務を実施しています。
 平成23年度環境技術実証事業検討会  ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)ワーキンググループ会合(第1回)における検討結果等を踏まえ、 ヒートアイランド対策技術分野「地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム 実証試験要領」(第3版)を策定し、 平成23年5月10日に公表しました。
地中等(地下水・河川・下水等も含む)と外気との温度差を利用して、 外気を熱源とする空冷式ヒートポンプよりも効率的に建築物の冷暖房を行う技術です。 地中熱等(地下水・河川・下水等の熱も含む)は、冬は外気よりも暖かく、 夏は外気より温度が低いという特性を有することから、空気を熱源とするよりも効率よく冷暖房を行うことができます。 そして以下の2点で人工排熱低減に役立つという特徴を有します。
[I]夏季においては、外気と熱交換する空冷式のヒートポンプ(一般的な冷房)のように室外機による排熱を空気中に放出せず、 地中等に排熱するため、外気への排熱が低減され、外気の温度上昇を抑制します。
[II]地中熱等を利用したヒートポンプ空調システムの場合、 地中等との熱交換は水冷式で行われます。そのため通常の空冷式(室外機等)に比べてヒートポンプの中の熱交換器を小さくできるため、 冷暖房の省エネルギー化の分、排熱が低減されます。

添付資料

連絡先
環境省水・大気環境局総務課環境管理技術室
直通:03-5521-8297
代表:03-3581-3351
室長:西本 俊幸 (内線6550)
補佐:高野 厚  (内線6551)
担当:佐久間 宇洋(内線6557)

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