報道発表資料

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2011年12月02日
  • 自然環境

東日本の自然公園内における湧水等の放射性物質モニタリング調査の測定結果について

 環境省では、モニタリング調整会議において決定された総合モニタリング計画に基づき、継続的に水環境の放射性物質モニタリングを実施しているところです。
 今般、東日本の自然公園内における湧水等の放射性物質モニタリング調査の10月28日~11月18日採取分について、とりまとまりましたので測定結果を公表します。

1.調査概要

(1) 調査地点

山形県、宮城県、福島県、茨城県、栃木県の自然公園内(国立公園、国定公園、県立自然公園)にある湧水など公園利用者に飲用される水場等 23 地点(国立公園:7地点、国定公園:6地点、県立自然公園:10地点)(別表1及び別図1)

(2) 調査内容
 ・
水質の放射性物質濃度(放射性ヨウ素(ヨウ素131)、放射性セシウム(セシウム134、セシウム137))の測定(別表1及び別図1)

2.結果概要

放射性ヨウ素(ヨウ素131)、放射性セシウム(セシウム134、セシウム137)全地点において不検出(検出下限値:1Bq/L)

「原子力施設等の防災対策について(原子力安全委員会)」飲食物の摂取制限に関する指標 (飲料水)
放射性ヨウ素(ヨウ素131):300Bq/kg 以上
放射性セシウム(セシウム134、セシウム137 合計):200Bq/kg 以上

今後の予定

今後、関係機関と調整を行い、継続的に自然公園内(国立公園、国定公園、県立自然公園)の湧水など公園利用者に飲用される水場等での放射性物質の水質の測定を実施することとしています。

添付資料

連絡先
環境省自然環境局国立公園課
直通:03-5521-8278
代表:03-3581-3351
課長  :桂川 裕樹(内線6440)
課長補佐:並木 光行(内線6438)
係長  :柴原 崇 (内線6442)

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