報道発表資料

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2011年09月30日
  • 再生循環

「リデュース・リユース・リサイクル推進月間」における地方環境事務所による廃棄物等の不法輸出入監視に係る取組強化について(お知らせ)

 10月のリデュース・リユース・リサイクル推進月間(略称:3R推進月間)の活動の一環として、税関の協力の下、地方環境事務所において廃棄物等の不法輸出入の監視強化のための取組を行います。

1.取組の背景

 アジア各国の急速な経済成長に伴う資源需要の増大等を背景に、我が国からの循環資源の輸出が急増している一方、脱法的に廃棄物等を海外に輸出しようとする事例や、相手国での環境上不適正な処理に伴い問題を引き起こしている事例が指摘されております。このような状況を踏まえ、環境省では、地方環境事務所と税関との連携による水際での監視体制を強化しています。

2.取組内容

 3R推進月間の活動の一環として、地方環境事務所において税関との連携・協力の下、不法輸出入防止に向けた水際対策強化の取組を重点的に実施します。
 具体的には、廃棄物等の不法輸出入の監視強化のため、以下のような取組を行います。

税関による貨物開被検査への環境省職員の立会強化
事業者から事前相談のあった貨物の一部への環境省職員による現地確認
輸出入関係事業者に対し、パンフレットやバーゼル法等説明会の案内配布等を通じた廃棄物等輸出入管理制度や事前相談制度に関する周知 等
連絡先
環境省廃棄物・リサイクル対策部適正処理・不法投棄対策室
(代表:03-3581-3351)
(直通:03-5501-3157)
室長:吉田 一博(内:6881)
係長:野本 卓也(内:6885)
担当:熊切 明子(内:6887)