報道発表資料

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2011年08月10日
  • 自然環境

「グリーンウェイブ2011」の実施結果について(お知らせ)

 環境省、農林水産省及び国土交通省は、「国際生物多様性の日(5月22日)」を中心に、本年3月1日(火)より6月15日(水)までの期間、青少年などが全国各地で植樹等を行う「グリーンウェイブ2011」の実施を呼びかけました。
 その結果、42都道府県の383団体、約28,000人の参加者の手により、約79,000本の植樹が行われました。

1.「グリーンウェイブ2011」の実施結果について

 環境省、農林水産省及び国土交通省では、生物多様性に関する認識を促し、生物多様性の保全と持続可能な利用を促進するとともに「国際森林年」及び「生物多様性の10年」に対する機運を高めることなどをねらいとして、「国際生物多様性の日(5月22日)」を中心に、本年3月1日(火)より6月15日(水)までの期間、青少年などが全国各地で植樹等を行う「グリーンウェイブ2011」の実施を呼びかけました。これに応じて植樹等に御参加いただいた団体数等についてとりまとめたところ、以下の結果となりました。
 本キャンペーンの趣旨に御理解と御賛同をいただき、特段の御協力ありがとうございました。

(1)植樹等行事を主催した、または植樹等行事に参加した団体

 383団体
 別添1「グリーンウェイブ2011」参加団体一覧

(2)その他の協力団体(苗木の提供、啓発事業の実施等)

 91団体
 別添2「グリーンウェイブ2011」協力団体一覧
 上記(1)との重複を除く。

(3)植樹等活動に参加した人数

 約28,000人

(4)植樹した本数

 約79,000本

添付資料

別添1:「グリーンウェイブ2011」参加団体一覧
別添2:「グリーンウェイブ2011」協力団体一覧

参考

1.国際生物多様性の日について

 5月22日は、国連の定めた国際生物多様性の日(International Day for Biological Diversity:IDB)です。毎年この日には、世界各地で共通のテーマに沿って生物多様性に関する普及と啓発を目的とした記念イベントが開催されます。2011年のテーマは「生物多様性と森林(Biodiversity and Forests)」でした。
 なお、この日は、1992年の同日に生物多様性条約の本文が条約交渉会議において採択されたことに由来しています。

2.「グリーンウェイブ」について

 生物多様性条約事務局が、「国際生物多様性の日」の午前10時に、世界各地の青少年の手でそれぞれの学校の敷地などで植樹の実施を呼びかけているものです。世界各地で現地時間の5月22日の午前10時に植樹することにより、この活動が地球上を東から西へ波のように進んでいく様子を「緑の波(グリーンウェイブ)」と表現しています。
 また、生徒たちに植える樹種や場所・方法などを自ら考えてもらうことで、生物多様性やその保全の必要性などについて学んでもらおうというのがこの活動のもう一つの趣旨です。
 なお、この日に世界各地で行われた行事は、その日のうちにグリーンウェイブのWEBサイトで見ることができ、世界各地の参加者と経験を共有することができるようになっています。(下記イメージ参照)

生物多様性条約ホームページ グリーンウェイブ公式WEBサイト
http://greenwave.cbd.int/ja/node/2

 「グリーンウェイブ」活動を登録すると、活動場所がグーグルマップ上にポイントとして示される。これらが、現地時間の5月22日20時10分に木の形に変わり、当該地に新たに樹木が植えられたことを示す。

添付資料

連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性地球戦略企画室
直通:03-5521-8150
代表:03-3581-3351
室長:奥田 直久(内線 6480)
室長補佐:常冨 豊(内線 6494)
担当:尾上 圭(内線 6838)

関連情報

過去の報道発表資料

平成23年2月3日
「グリーンウェイブ2011」の実施について(お知らせ)

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