報道発表資料

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2011年01月18日
  • 再生循環

「我が国における瓶リユースシステムの在り方に関する検討会」の設置及び開催について(お知らせ)

 循環基本法においてはリデュース・リユースの優先順位がリサイクルよりも上とされており、容器包装の分野においてもこれらの取組を進める必要があります。リターナブル容器の代表的な事例である飲料用の瓶等のリユースについて、回収・再使用に係るシステムを維持及び新たな瓶リユースシステムの構築を提起する方策を検討するため、標記検討会を設置し、第1回を下記のとおり開催いたしますのでお知らせいたします。

1.設置について

(1)設置の趣旨

 循環基本法においてはリデュース・リユースの優先順位がリサイクルよりも上とされており、容器包装の分野においてもこれらの取組を進める必要があります。一方、リターナブル容器の代表的な事例である飲料用の瓶等のリユースは近年減少傾向にあることから、使い捨て容器の使用による廃棄物の発生を可能な限り抑制するためには、現在ある一升瓶、ビール瓶等の瓶リユースの基盤を維持しつつ、新たな瓶リユースシステムの構築を推進することが必要です。
 こうした状況を踏まえ、環境省は、我が国における瓶リユースを取り巻く現状や、国内各所で行われている新たな瓶リユースの取組について、関係者からのヒアリング等を実施するとともに、瓶リユースが成立する要件及び今後の推進方策の整理を目的とする検討会を設置します。

(2)検討内容

[1]
リターナブル瓶利用の現状の把握
[2]
我が国における瓶リユースシステムの課題の整理
[3]
瓶リユースシステムの評価基準と成立の条件の整理
[4]
今後の瓶リユースシステムの推進方策の検討

(3)結果のとりまとめ

 検討会は平成22年度中に3回の開催を予定しており、結果を平成23年3月下旬頃を目処に取りまとめる予定です。また、この取りまとめの内容を踏まえ、平成23年度に新たなリユースシステムの構築支援等を目的とした事業を実施する予定です。

(4)委員構成(敬称略、50音順)

・安井 至(座長)
国際連合大学名誉副学長、東京大学名誉教授
・浅利 美鈴
京都大学環境保全センター 助教
・今堀 洋子
追手門学院大学経済学部 准教授
・小沢 一郎
株式会社エコサポート
・小野田 弘士
早稲田大学環境総合研究センター 准教授
・織 朱實
関東学院大学法学部 教授
・後藤 忍
福島大学理工学群共生システム理工学類 准教授
・馬奈木 俊介
東北大学大学院環境科学研究科 准教授
・幸 智道
ガラスびんリサイクル促進協議会事務局長
・吉川 康彦
全国びん商連合会会長

2.第1回検討会の開催について

(1)日時

平成23年2月1日(火)17:00~19:30

(2)場所

FORUM8(フォーラムエイト) 707会議室
(東京都渋谷区道玄坂2-10-7 新大宗ビル8階(受付))

(3)議題(案)

瓶リユースに関する現状把握及び論点整理
関連団体、企業等からのヒアリング

(4)傍聴

 検討会は公開です。傍聴を御希望の方は「第1回我が国における瓶リユースシステムの在り方に関する検討会傍聴希望」と明記し、[1]氏名、[2]住所、[3]電話番号、[4]勤務先、[5]傍聴券の送付先(E-mailアドレス又はFAX番号)を御記入の上、1月27日(木)17時(必着)で、事務局宛にE-mail(reuse@murc.jp)又はFAX(03-6711-1289)でお申し込みください。
 お申し込みは、傍聴希望者1名につき1通とさせていただきます。一般の方の傍聴者は、先着順に50名程度を予定していますので、お早めにお申し込みください。傍聴可能な方には傍聴券を送付いたしますので、当日の傍聴の際に必ず御持参ください。
 なお、傍聴受付につきましては、三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)に委託して実施しております。(添付資料「申込書」に記載された同社の個人情報の取扱いについて御確認の上、お申込ください。)

3.連絡先(お問い合わせ)

三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 環境・エネルギー部
担当:柏井、高橋、加山
〒108-8248 東京都港区港南2-16-4
tel:03-6711-1243/fax:03-6711-1289
E-mail:reuse@murc.jp

傍聴される方へ

 傍聴される方(報道関係者を含む。)は、次の留意事項を遵守してください。
 これらを守られない場合は退場していただくことがあります。

事務局の指定した場所以外に立ち入ることはできません。
静粛を旨とし、審議の妨害となるような行為は慎んでください。
携帯電話、ポケットベル等は呼び出し音が出ないようにしてください。
審議中に、写真撮影、ビデオ撮影及び録音をすることはできません。
(報道関係者の写真撮影等は、会議冒頭のみに限り可。)
会議の開始前後を問わず、委員等に対しての抗議又は陳情等はお断りします。
その他、事務局職員の指示に従うようお願いします。

添付資料

連絡先
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課リサイクル推進室
直通:03-5501-3153
代表:03-3581-3351
室長:森下 哲(内線 6831)
室長補佐:近藤 亮太(内線 6824)
室長補佐:沼田 正樹(内線 6823)
係長:村上 義紀(内線 6854)

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