平成22年9月16日
自然環境

鳥類等に関する風力発電施設立地適正化のための手引きに関する意見の募集(パブリックコメント)について

 環境省では、風力発電施設における鳥類等の衝突(バードストライク等)について対処するため、施設の計画段階から、鳥類等に与える影響を軽減できるよう、鳥類等に関する風力発電施設立地適正化のための手引きを取りまとめました。
 本案について、広く国民の皆様から御意見をお聴きするため、本日平成22年9月16日(木)から平成22年10月15日(金)までの間、郵送、ファックス及び電子メールにより、御意見を募集いたします。

 地球温暖化対策について、我が国は、中長期的には温室効果ガス排出量を2020年までに1990年比25%削減する目標を掲げており、長期的には、2050年までに1990年比80%削減することを目指すこととしています。風力発電を始めとする再生可能エネルギー導入の促進についても求められているところ、風力発電施設の設置については、鳥類が風車のブレードに衝突し死亡する事故(バードストライク)が生じていますが、これに対応するデータ等が整備されていないため風力発電施設設置の適否判断が長引く問題が生じているところです。
 環境省では、平成19年度から平成21年度まで実施した「風力発電施設に係る適正整備推進事業」において、風力発電施設におけるバードストライクの各種防止策を検討しその効果の実証を行い、立地適正化のための手引きとしてまとめましたのでご意見を募集します。

添付資料

連絡先
環境省自然環境局野生生物課
直通:03-5521-8282
代表:03-3581-3351
課長:亀澤 玲治(6460)
課長補佐:山崎 進(6465)
担当:木村 元(6465)