報道発表資料

この記事を印刷
2010年08月02日
  • 自然環境

シンポジウム「TEEBとグリーンエコノミー:生物多様性と経済・ビジネスの新しいあり方」の開催について(お知らせ)

平成19年3月に開催されたG8環境大臣会合に於いて採択された「ポツダム・イニシアティブ」を踏まえて研究が進められている、生態系と生物多様性の経済学(TEEB: The Economics of Ecosystems and Biodiversity)については、今年10月に愛知県名古屋市で開催される生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)までに報告が取りまとめられる予定となっています。
今般、環境省及び名古屋大学、財団法人地球環境戦略研究機関、日本経済新聞社が主催し、環境省が行う「環境経済の政策研究」の研究グループの協力のもと、TEEBの進捗状況やTEEB報告書の国際社会経済に与える影響、さらには今後の展開等に関して議論を行う目的で、「TEEBとグリーンエコノミー:生物多様性と経済・ビジネスの新しいあり方」シンポジウムを開催します。

1.会議の概要

1)会議名称

 TEEBとグリーンエコノミー:生物多様性と経済・ビジネスの新しいあり方

(2)主催者等

主催:
環境省、名古屋大学エコトピア科学研究所、財団法人地球環境戦略研究機関、日本経済新聞社
協力:
環境経済の政策研究(生物多様性分野)研究グループ
協賛:
中央出版株式会社

(3)開催月日

 平成22(2010)年8月27日(金)14:00~18:00

(4)開催場所

 名古屋大学経済学研究科カンファレンスホール(名古屋市千種区不老町)

2.目的と概要

 平成19年3月に開催されたG8環境大臣会合に於いて採択された「ポツダム・イニシアティブ」を踏まえて研究が進められている、生態系と生物多様性の経済学(TEEB: The Economics of Ecosystems and Biodiversity)については、今年10月に愛知県名古屋市で開催される生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)までに報告が取りまとめられる予定となっています。TEEBの最終報告書は、5つの編(D0~D4:D0 理論、D1 政策立案者向け、D2 地方行政担当者向け、D3 事業者向け、D4 市民向け)から構成されており、COP10までに全ての報告書が公表される予定です。
 今般、TEEBの研究リーダーであるパバン・スクデフ氏や、D3の取りまとめを担当する国際自然保護連合(IUCN:International Union for Conservation of Nature)のジョシュア・ビショップ博士、D2の取りまとめを担当するインド工科大学のハリピリア准教授をお招きし、TEEBの進捗状況やTEEB報告書の国際社会経済に与える影響、さらには今後の展開等について議論を行う目的で、「TEEBとグリーンエコノミー:生物多様性と経済・ビジネスの新しいあり方」に関するシンポジウムを開催します。

3.会議スケジュール(予定

14:00-14:10
主催者挨拶
 名古屋大学エコトピア科学研究所
 環境省
 来賓挨拶
 生物多様性条約事務局長 アフメッド・ジョグラフ氏(Dr. Ahmed Djoghlaf)
14:10-14:40
基調講演 「TEEB最終報告について」
TEEB研究リーダー
 パバン・スクデフ氏(Dr. Pavan Sukhdev)
15:00-15:50
講演1 「TEEB-D3(事業者向け)」
IUCNチーフエコノミスト
 ジョシュア・ビショップ氏(Dr. Joshua Bishop)
15:50-16:10
休憩
16:10-17:00
講演2 「TEEB-D2(地方行政担当者向け)」
インド工科大学人間社会学部准教授
 ハリピリア・グンディメダ氏(Dr. Haripriya Gundimeda)
17:00-17:55
パネルディスカッション
コーディネーター:
 財団法人地球環境戦略研究機関上席研究員 西宮洋氏
パネリスト:
 名古屋大学エコトピア科学研究所教授 林希一郎氏
 TEEB研究リーダー パバン・スクデフ氏
 IUCNチーフエコノミスト ジョシュア・ビショップ氏
 インド工科大学人間社会学部准教授 ハリピリア・グンディメダ氏
 他
17:55-18:00
閉会挨拶 (財団法人地球環境戦略研究機関 浜中裕徳理事)
会議の内容や登壇者は、予告なく変更することがあります。

4.言語

 日本語、英語(同時通訳あり)

5.参加申し込み方法

 本会議は、公開で行われます。
 参加希望の方は、以下のいずれかの方法により、平成22(2010)年8月20日(金)まで(必着)に申込みをお願いします。当選者には、後日参加券を郵送します。なお、応募多数の場合は抽選となります。

(1)はがき

 [1]郵便番号及び住所、[2]氏名、[3]性別、[4]年齢、[5]職業、[6]電話番号を明記の上、下記宛先までお送りください。
 〒460-8366 (住所不要) 日本経済新聞社名古屋支社クロスメディア営業部「TEEBとグリーンエコノミー」係

(2)ファックス

 [1]郵便番号及び住所、[2]氏名、[3]性別、[4]年齢、[5]職業、[6]電話番号を明記の上、日本経済新聞社名古屋支社クロスメディア営業部「TEEBとグリーンエコノミー」係宛、下記番号までお送りください。
 ファックス番号:052-243-3372(日本経済新聞社名古屋支社クロスメディア営業部)

(3)インターネット

 以下のホームページから参加登録をお願いします。
 http://adnet.nikkei.co.jp
 (外部のページにリンクしています。上記ホームページの有効期限:平成22(2010)年8月27日まで。)

本シンポジウムの参加申し込みの際に記入いただいた個人情報は、日本経済新聞社の個人情報保護方針に基づいて取り扱い、当該シンポジウムの参加者の管理及び参加券の発行以外に使用することはありません。
個人情報に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
日本経済新聞社名古屋支社クロスメディア営業部
電話番号:052-243-3371
取材の方は、平成22(2010)年8月20日(金)までに、下記問い合わせ先まで御連絡をお願いします。

6.シンポジウムに関する問い合わせ先

 財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)プログラムマネジメントオフィス
 電話番号:046-855-3852(月曜から金曜まで(祝日を除く)の10:00~17:00まで受付)

連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性地球戦略企画室
直通:03-5521-8275
代表:03-3581-3351
室長:鳥居 敏男(内線6480)
室長補佐:高橋 一彰(内線6488)
担当:吉野 元(内線6478)

環境省総合環境政策局環境計画課環境経済政策調査室
直通:03-5521-9265
代表:03-3581-3351
室長:川上 毅(内線6227)
室長補佐:井上 和也(内線6274)
室長補佐:久保 善哉(内線6290)