平成22年6月11日
水・土壌

平成22年度環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)における実証機関の選定及び実証対象技術の募集について(お知らせ)

 平成22年度環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)における実証機関を特定非営利活動法人地中熱利用促進協会に選定しました。
 また、実証機関において実証対象技術の募集を開始いたします。

1.背景・経緯

 環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、環境技術を実証する手法・体制の確立を図るとともに、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展を促進することを目的とするものです。
 環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)は、平成21年度から国負担体制として開始しました。国負担体制では、実証対象技術の試験実施場所への持ち込み・設置、現場で実証試験を行う場合の実証対象技術の運転、試験終了後の実証対象技術の撤去・返送に要する費用は実証申請者の負担とし、実証対象技術の環境保全効果の測定その他の費用は環境省の負担とします。平成22年度も昨年度に引き続き国負担体制で実施しますが、来年度以降は実証申請者から実証試験にかかる手数料を徴収する手数料徴収体制に移行する予定です。
 また、平成22年度環境技術実証事業検討会 ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)ワーキンググループ会合(第1回)における検討結果等を踏まえ、ヒートアイランド対策技術分野「地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム 実証試験要領」(第2版)を策定し平成22年5月18日に公表したところです。

2.実証機関の選定

 環境省では、平成22年5月18日の報道発表のとおり、平成22年度の環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)における実証機関の公募を行ったところ、1団体(特定非営利活動法人地中熱利用促進協会)から申請がありました。
 これを受けて、平成22年度環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)ワーキンググループ会合(第2回)(6月3日開催)において、検討委員により組織・体制、技術的能力等の観点から審査を行った結果を踏まえ、実証機関として特定非営利活動法人地中熱利用促進協会を選定いたしました。

3.実証対象技術の募集

 特定非営利活動法人地中熱利用促進協会では、添付資料の「募集要項」のとおり、平成22年6月11日(金)から6月28日(月)まで、平成22年度の実証試験の対象となる技術の募集を実施いたします。

4.連絡先

 特定非営利活動法人(NPO法人)地中熱利用促進協会 事務局 服部
 〒167-0051東京都杉並区荻窪4丁目30番9号グリーンパークマンション103
 TEL/FAX:03-3391-7836
 電子メール:geohpaj@geohpaj.org
 URL:http://www.geohpaj.org/

添付資料

連絡先
環境省水・大気環境局総務課環境管理技術室
代表:03-3581-3351
直通:03-5521-8297
室長:岩田 剛和(内線6550)
補佐:高野 厚(内線6551)
担当:重松 賢行(内線6557