国際生物多様性年記念イベント(「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰式及び地球いきものMY行動宣言式)の開催について(お知らせ)
本年は、国連の定めた「国際生物多様性年」です。本国際年については国連決議により、全ての国連加盟国に対し、国際年を記念する行事等を行うことが奨励されています。
このような要請に対応するとともに、10月に開催されるCOP10に向けて、生物多様性の保全と持続可能な利用に関する気運を高めるため、環境省では、4月29日(祝・木)に「国際生物多様性年記念イベント」を開催する予定です。
同イベントでは、自然環境の保全に関し、顕著な功績があった方を表彰する「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰、及び「地球いきもの応援団」等による地球いきものMY行動宣言を行います。
本年は、愛知県名古屋市において生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が開催される年でもあり、かつ、この会議の議長国である日本には、国際生物多様性年の成功に向けて大きな役割が期待されています。
このような国際的要請を踏まえ、生物多様性の保全と持続可能な利用に関する気運を高めるための記念イベントを開催します。
1.「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰
- (1)開催日時:
- 平成22年4月29日(祝・木)13:00 〜 13:40
- (2)開催場所:
- 新宿御苑インフォメーションセンター 2F レクチャールーム
(東京都新宿区内藤町11)
2.地球いきものMY行動宣言
- (1)開催日時:
- 平成22年4月29日(祝・木)13:50 〜 14:20
- (2)開催場所:
- 新宿御苑インフォメーションセンター 2F レクチャールーム
(東京都新宿区内藤町11)
3.取材について
表彰及びMY行動宣言は報道機関に公開で行われます。取材希望の方は、下記により電子メールまたはFAXによりお申し込みください。
- (1)
- お申込みの際は、「国際生物多様性年記念イベントの取材希望」と明記してください。
(電子メールの場合は、件名欄に記載してください。) - (2)
- 報道機関名、氏名、連絡先を記載してください。
- (3)
- 申込受付は、平成22年4月23日(金)までといたします。
- (4)
- 取材人数は約20名程度を想定しております。
- (5)
- 取材が可能な場合は、4月26日(月)までに、電子メールまたはFAXにて取材登録完了通知をお送りいたします。当日は、必ずこの通知を持参してください。
<取材申込先>
環境省 自然環境局 自然環境計画課 生物多様性地球戦略企画室
・電子メール:NBSAP@env.go.jp
・FAX:03−3591−3228
- ※
- 当日は身分を証明できるもの(社員証など)を御持参ください。その証明と申込みの際の記載内容をもとに、係員が確認を行うことがありますので、あらかじめ御了承ください。
- ※
- 表彰及びMY行動宣言については、すべてカメラ撮影が可能です。
4.参考
(1)国際生物多様性年について
<経緯>
2006年の生物多様性条約第8回締約国会議の勧告に従い、同年12月の第61回国連総会において、2010年を国際生物多様性年とすることが決定されました。これによれば、全ての締約国は、国際生物多様性年の式典を挙行することが奨励されています。また、生物多様性条約事務局を国際生物多様性年の担当機関としました。(国連決議61/203)
<目的>
条約の3つの目的([1]生物の多様性の保全、[2]生物多様性の構成要素の持続可能な利用、[3]遺伝資源の利用から生ずる利益の公正で衡平な配分)及び生物多様性の2010年目標(※)を達成するための認識を高めること。
- ※
- 2002年に開催された生物多様性条約第6締約国会議(COP6)において策定された「現在の生物多様性の損失速度を2010年までに顕著に減少させる」という目標。
(2)「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰について
自然環境の保全に関し、顕著な功績があった方を表彰し、これを讃えるとともに、自然環境の保全について国民の認識を深めることを目的に、平成11年度から毎年度表彰を行っています。なお、本年は国際生物多様性年であり、本記念イベントの一つとして位置づけています。
- 1)受賞者数
- 34件(別紙)
- 2)表彰の対象分野
-
- [1]
- 保全活動部門(15件)
貴重な自然や身近な自然などの保全のため特色ある活動を推進した者等 - [2]
- いきもの環境づくり・みどり部門(7件)
地域における野鳥や小動物の生息環境の創出、あるいは日々の暮らしの中でのみどりの普及等を推進した者等(事業者、学校等を含む) - [3]
- 自然ふれあい部門(7件)
自然とのふれあいに関する各種活動や行事を推進した者等 - [4]
- 調査・学術研究部門(4件)
自然環境の保全・創造や自然とのふれあいに関する調査、研究で顕著な功績がある者等 - [5]
- 国際貢献部門(1件)
自然環境の保全・創造や自然とのふれあいに関する国際協力を推進した者等
(3)「地球いきもの応援団」について
著名人による広報組織「地球いきもの応援団」は、平成20年11月21日に発足。幅広い国民を対象に、生物多様性に関する理解と具体的な行動を促すため、様々な場面で広報活動を担うことを目的としている。
各メンバーは、生物多様性に関するイベント等に参加するとともに、御自身の著作や講演、メディアへの登場等を機会に、生物多様性に関するメッセージを発信する。
添付資料
- 連絡先
- 環境省自然環境局総務課自然ふれあい推進室
代表:03-3581-3351
直通:03-5521-8271
室長:堀上 勝(内線6419)
専門官:中塚 仁司(内線6421)
担当:雨宮 良次(内線6424)
環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性地球戦略企画室
代表:03-3581-3351
直通:03-5521-8275
室長:鳥居 敏男(内線 6480)
室長補佐:鈴木 渉(内線 6838)
担当:廣澤 一(内線 6838)