平成20年度大気汚染防止法施行状況の概要等について（お知らせ）

１．届出状況

（１）

　ばい煙発生施設数は、220,008施設であった（平成19年度末：218,388施設）。そのうち、主なばい煙発生施設は、多い順にボイラー（141,787施設、64.4％）、ディーゼル機関（33,195施設、15.1％）、ガスタービン（8,786施設、4.0％）であった。

（２）

　揮発性有機化合物排出施設数は、3,768施設であった（平成19年度末：3,776施設）。そのうち、主な揮発性有機化合物排出施設は、多い順に粘着テープ又は包装材料等の製造に係る接着用の乾燥施設（948施設、25.2％）、塗装施設（780施設、20.7％）、塗装用の乾燥施設（521施設、13.8％）であった。

（３）

　特定粉じん発生施設（石綿製造・加工施設）は、平成19年度末までに全て廃止された（平成20年度末時点：０施設（０工場））。

（４）

　特定粉じん排出等作業（吹付け石綿等が使用されている建築物の解体等の作業）の実施届出件数は、12,548件であった（平成19年度：14,735件）。

２．規制事務実施状況

（１）

　都道府県等による工場・事業場への立入検査件数は、25,506件（平成19年度：28,634件）であった。そのうち、特定粉じん排出等作業実に係る立入検査件数は6,748件で、届出数に対する立入検査件数の割合は53.8％（平成19年度：55.9%）であった。

（２）

　改善命令等の行政処分件数は９件（平成19年度：６件）、うち２件は事故時の措置に係るもの（平成19年度：０件）であった。なお、特定粉じん排出等作業に係る違反に対して告発が１件あった。（平成19年度：０件）

３．平成20年度大気汚染防止法施行状況について（概要）は別紙のとおりです。

添付資料

• （別紙）平成20年度大気汚染防止法施行状況について（概要） [PDF 63 KB]