報道発表資料

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2009年11月30日
  • 保健対策

神栖市ABトラック外の南東地域モニタリング孔の調査結果等について(お知らせ)

 神栖市のモニタリング孔の秋季における地下水調査(本年11月上旬)において、ABトラック外の南東地域に設置してあるモニタリング孔(M13)から、最大0.002 mg/リットル(ヒ素換算値)のジフェニルアルシン酸(DPAA)が検出されました。
 これを受けて、11月18日に再度確認調査を実施したところ、同孔からDPAAは検出されなかったことをお知らせいたします。
 なお、同孔周辺には飲用井戸がないことなどから、飲用自粛範囲の変更はありませんが、引き続き定期の地下水調査による汚染範囲の監視を行ってまいります。 

1 ジフェニルアルシン酸の調査結果等について

(1)調査対象範囲
 飲用自粛範囲を中心としたモニタリング孔
(2)調査結果等
・採水日:
平成21年11月2~6日
・採水箇所:
148箇所
・飲用自粛範囲外でのDPAA検出箇所:
1箇所(M13)

 秋季における地下水調査の結果、M13の深さ10及び20mから0.002mg/リットル(ヒ素換算値)、深さ30mから0.001mg/リットル(ヒ素換算値)の微量のDPAAが検出された。この結果を受け、調査結果についての確認を行うため、再度M13について採水を行い、分析を実施した。この結果、M13の全ての深さにおいてDPAAは不検出※1となった。

モニタリング孔 M13
採水日 秋季における地下水調査
(平成21年11月3日)
確認調査
(平成21年11月18日)
DPAA検出値
(ヒ素換算値)
採水深さ10m:0.002mg/リットル
採水深さ20m:0.002mg/リットル
採水深さ30m:0.001mg/リットル
採水深さ10m:不検出
採水深さ20m:不検出
採水深さ30m:不検出
※1
DPAA不検出:定量下限値未満のことをいう。
DPAA分析の定量下限値は0.001 mg/リットル(ヒ素換算値)である。

2 今後の対応について

 M13について、秋季における定期の地下水調査において微量のDPAAが検出されたものの、11月18日に行った確認調査の結果では、DPAAが不検出であったこと、M13周辺に飲用井戸がないことから、引き続き定期の地下水調査によるモニタリングを行い汚染範囲の監視を行う。

添付資料

連絡先
環境省総合環境政策局環境保健部環境安全課環境リスク評価室
代表 TEL 03(3581)3351
室長 塚本 直也(内線6340)
室長補佐 筒井 誠二(内線6341)
専門官 松村 達夫(内線6345)
環境専門調査員 土弘 道夫(内線6334)

茨城県
代表 TEL 029(301)1111
生活環境部環境対策課長 礒 和佳
〃 水環境室室長補佐 石津 尚(内線2964)
保健福祉部生活衛生課長 村山 正利
課長補佐 時野谷 浩(内線3428)
  〃  保健予防課長 青山  充
課長補佐(技術総括) 根本 愛子(内線3231)

神栖市生活環境部環境課
代表 TEL 0299(90)1111
課長 井田 純一(内線540)
副参事 猿田 俊治(内線546)

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