平成9年11月17日

平成8年度自動車交通騒音の現況について

環境庁においては、自動車交通騒音の実態を把握するため、全国の自治体が「当該地域の騒音を代表すると思われる地点又は騒音に係る問題を生じやすい地点」(全国 5,287地点。)において平成8年度に実施した自動車交通騒音レベルの測定結果について以下のとおりとりまとめた。

1. 環境基準
 
 全国の測定地点(環境基本法に基づく環境基準の類型指定地域内4,647地点)のうち、4時間帯(朝・昼間・夕・夜間)すべてで環境基準が達成されたのは599地点(12.9%)、4時間帯すべてで達成されなかったのは2,560地点(55.1%)で、一部測定地点は異なるものの平成7年の調査結果(4時間帯すべてで達成555地点(12.7%)、4時間帯すべてで非達成2,423(55.3%))と同程度であった。
 また、5年間継続測定地点(1,877地点)でみると、4時間帯すべてで環境基準が達成されたのは208地点(11.1%)で、過去5年間と比較すると同様な傾向であり、依然として厳しい状況である。
 
2. 要請限度
 
   全国の測定地点(騒音規制法に基づく指定地域内4,908地点)のうち、4時間帯すべて又は4時間帯のいずれかで要請限度を超過したのは1,575地点(32.1%)で、一部測定地点は異なるものの平成7年の調査結果(1,503地点(31.3%))と同程度であった。
 また、5年間継続測定地点(1,877地点)でみると、4時間帯すべて又は4時間帯のいずれかで要請限度を超過したのは708地点(37.7%)で、過去5年間と比較すると同様な傾向であり、依然として厳しい状況である。
 
 
 環境庁としては、以上のような状況を踏まえ、今後とも、道路交通騒音対策を総合的 かつ一層強力に推進することとしている。

 道路の種類別測定地点総数及び道路延長

  測定地点総数 道路延長(km) 1地点当たりの道路延長(km)
高速自動車国道 532( 9.4%) 5,932 11.2 
都市内高速道路 100( 1.8%) 552 5.5 
一般国道 2,035(35.9%) 53,278 26.2 
主要地方道 1,291(22.8%) 57,206 44.3 
一般都道府県道 823(14.5%) 69,709 75.5 
市町村道 884(15.6%) 961,406 1,087.6 
合  計 5,565(100.0) 1,148,083 202.7 

 建設省「道路統計年報1997」により作成
 
  注1) 測定地点が2つ以上の道路の影響を受けている場合は、それぞれの道路について集計したため、測定地点総数の合計は全測定地点数を上回る。
  注2) 測定地点総数の欄の( )内の数値は、測定地点総数の合計に対する割合(%)である。
 
 
 * 参考部分及び「道路交通騒音対策の状況」については、添付ファイル参照。

添付資料

連絡先
環境庁大気保全局自動車環境対策第二課
課長 三 宅 哲 志(6550)
 担当 印 南 朋 浩(6551)

環境庁大気保全局自動車環境対策第一課
課長 鈴 木 安 次(6520)
 担当 平 井 節 生(6526)