報道発表資料

平成21年8月20日
廃棄物
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アジア太平洋地域におけるE-wasteトレーニングワークショップの結果について(お知らせ)

 平成21年8月10日(月)〜14日(金)に、ベトナムのハノイにおいて、アジア太平洋地域E-wasteトレーニングワークショップを開催しました。ワークショップにはアジア9カ国及びE-wasteに関する専門家やリサイクル企業等が出席し、アジアにおける電子電気機器廃棄物(E-waste)の管理に関する現状や今後の課題等について議論を行いました。議論を踏まえ、参加各国及びバーゼル条約地域事務所から提出されたE-wasteプロジェクト提案書の検討を行い、E-wasteの環境上適正な管理に係る取組を更に進めていくこととなりました。

1 日時

平成21年8月10日(月)〜14日(金)

2 場所

ハノイ(ベトナム)

3 主催

ベトナム国天然資源環境省環境総局、日本国環境省、バーゼル条約事務局、バーゼル条約東南アジア地域センター及びバーゼル条約アジア太平洋調整センター

4 参加者

  • アジア9カ国(インドネシア、カンボジア、スリランカ、タイ、パキスタン、フィリピン、ベトナム、マレーシア、日本)のバーゼル条約及びE-waste・有害廃棄物管理担当官
  • バーゼル条約事務局、バーゼル条約地域事務所(中国、インドネシア)
  • 国連環境計画、国立環境研究所、アジア経済研究所等
  • タイ東芝蛍光灯社、DOWAエコシステム株式会社等

5 開催目的

 我が国が資金を拠出し、アジア太平洋地域で展開している「アジア太平洋地域におけるE-wasteの環境上適正な管理に関するプロジェクト」は、平成17年のバーゼル条約第4回公開作業部会に提案して承認され、以降、我が国とバーゼル条約事務局が協力してアジア各国におけるE-wasteインベントリーの作成、トレーニングの実施、地域ワークショップの開催等を行ってきました。
 今回のアジア太平洋地域におけるE-wasteトレーニングワークショップは、プロジェクト参加国に対してE-wasteの環境上適正な管理に必要な法制度及び対策に対して適切な情報提供・議論を行うとともに、新規プロジェクトの円滑な形成・実施を支援することを目的として開催しました。

6 結果概要

 アジア太平洋地域におけるE-wasteに関する専門家やリサイクルに関わる企業等から、E-wasteの分別・回収、修理・改修、資源回収・リサイクルにおける環境上適正な管理方策に関する情報提供が行われました。
 アジアではインフォーマルセクターがE-wasteの回収やリサイクル等の主たる役割を担っており、経済活動としても成り立っていますが、環境上不適正な処理による環境汚染や健康被害が指摘されています。一方、E-wasteからの資源回収を環境上適正に行っている企業もあり、国内におけるE-waste管理体制の導入や、環境上適正なリサイクル・処理施設への輸出等を検討する必要があること等が議論されました。
 これまでのプロジェクト活動や上記の議論を通して明らかとなったアジア各国におけるE-waste管理の現状と今後の課題等に基づき、参加各国及びバーゼル条約地域事務所から提出されたE-wasteプロジェクト提案書の内容について専門家等を交えた検討を行いました。

7 施設見学

 ベトナム都市環境公社のナムソン固形廃棄物処理施設において、E-wasteの解体処理等の施設見学を行いました。

8 今後の予定

 本ワークショップにおいて検討されたプロジェクト提案書に基づき、今後、バーゼル条約事務局によるプロジェクト承認に向けた最終調整を経て、アジア太平洋地域におけるプロジェクト活動を更に展開していく予定です。

連絡先
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課適正処理・不法投棄対策室
直通:03-5501-3157
代表:03-3581-3351
室長:荒木 真一(内線6881)
補佐:西川 絢子(内線6885)
担当:本多 俊一(内線6885)

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